2014年10月27日 18:00
忘れられない味No1は“母の味”! 女性が考える「食と人」…『マダム・マロリーと魔法のスパイス』
ライバル店のパパに、敵意を燃やすマダム・マロリー。2軒のレストランによる“戦い”は激化するばかり。しかし、ハッサンが亡き母から譲り受けた魔法のスパイスと、“絶対味覚”のセンスが、頑なだった両店主の心を溶かしていく――。
今回の試写会には、内なる美しさのための“食”の魅力に気づき始めた20代~30代の女性が中心に集まった。
まず本作の満足度を聞いてみると、5つ星中、平均4つ星と高得点!その中には「人の付き合い方と食の印象が強かった」(20代・女性)、「料理や食材の描写がキレイで香りまで伝わってくる」(30代・女性)、「料理の美しさと家族の絆が感じられる」(20代・女性)、「『料理は人を幸せにする』ということを感じることができ、私も勉強して料理の腕を上げ、大切な人を幸せにしたいと思わせてくれた」(20代・女性)と美味なる料理たちと共に描かれた人間ドラマに魅せられた人たちが多かったようだ。
そんな人間模様もしっかり描かれている本作にちなんで、来場者に忘れられない味や人生で一番美味しかったものなど“食”にまつわる思い出を聞いてみたところ、「上京して3か月くらい経った頃、母が手料理を送ってくれて、一人暮らしで食べていなかった懐かしい味に頑張ろうと思った」