くらし情報『【インタビュー】生田斗真 30歳を迎え対峙する、“役者”という仕事』

2015年6月3日 16:30

【インタビュー】生田斗真 30歳を迎え対峙する、“役者”という仕事

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


頭に新聞紙製の頭巾をすっぽりかぶった男の姿を見せられ、「生田斗真、主演最新作!」と謳われても若干戸惑う。だが、本人が「僕の目なんですよ」と苦笑しながら明かすように、かろうじて見える両目は紛れもなく彼のもの。どこかギラついていて、不穏と魅力が共存しているかのような目の奥には、生田さん曰く「社会に対して納得のいっていないことが多い奴の思い」があり、その思いが映画『予告犯』を突き動かしていく。

生田さんが演じるのは、インターネット上に現れた謎の男。法で裁かれない犯罪に目を光らせる彼、その奇異な姿から“シンブンシ”と呼ばれ始める男は動画配信サイトに“犯行予告”を投稿しつつ、犯罪者と見なすべき者たちに次々と制裁を加えていく。
「彼は言ってしまえばダークヒーローで、ネット社会のカリスマと化していく男。中村(義洋)監督からも、その説得力を求められました。目だけが見える状況の中、彼の鋭さや哀しさを表現しなくてはいけない。
お家で試してみていただいたら分かると思うんですけど(笑)、新聞紙をかぶって首を回すと、頭と新聞紙がずれちゃうんです。そうならず頭の動きと連動するよう、バンドやマジックテープで固定したりして改良を重ねました」。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.