2015年10月5日 21:40
【独女のたわごとvol.14】父娘の深い絆で涙…感動作で心のデトックスを『パパが遺した物語』
(Photo:cinemacafe.net)
何となく引きずっていた夏の残像も消え、街中が一気に様変わり、過ごしやすい秋の季節がやってきました。秋と言えば、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、何にでも“秋”がついてしまう何ともステキな季節ですが、我が身にはなかなか人生のステキ瞬間は訪れず…それでもめげずに生きております、古山エリーです。今宵もたわごと、お付き合いくださいませ。
自身の恋愛はすっかりご無沙汰なので、当然、恋愛ごとで“泣く”こともないわけです。ですが、人というのは、ときどき涙を流したくなる(要は心のデトックス)。ちょっとずつ胸の奥にたまったもの(その正体は分からないですが…)を涙という形で排出するとすっきりするんですよね。
もちろん、そういうときは映画の力を借りるわけですが、ラブストーリーで必ず泣けるのは──『スウィート・ノベンバー』『オータム・イン・ニューヨーク』『P.S.アイラヴユー』『きみに読む物語』『ゴースト/ニューヨークの幻』あたりです。結末を知っていても、自分がどこで泣くか知っていても、泣いてしまう。
泣ける=感動できているということなので、私のバロメーターとしては、このラブストーリーで泣けなくなったら危険信号だと思うことにしています。