くらし情報『【インタビュー】サカナクション山口一郎、シーンへの葛藤と挑戦『バクマン。』で初劇伴』

2015年10月9日 20:30

【インタビュー】サカナクション山口一郎、シーンへの葛藤と挑戦『バクマン。』で初劇伴

具体的には先ほど話した“光があたる基盤”を積極的に作ってあげたいなという気持ちが強いですね」

そう語る山口さん=サカナクションは、この夏既存の音楽イベントの枠にとらわれず、さまざまなジャンルのクリエーターが集う複合イベント「NF」を始動。9月には所属するビクターエンタテインメント内にレーベル「NF Records」を発足した。「音楽がハブの役割を果たし、いろんなアートに触れる“空間”を楽しんでもらえれば。未来に嫉妬するためにも、いまは音楽シーンに爪痕を残し、もっと多感なリスナーを増やしたい」

この言葉は、主題歌「新宝島」に登場する“このまま君を連れて行く”というフレーズと力強くシンクロしている。「例えば映画を見て、サカナクションを知ってくれたお客さんが、イベントに遊びに来てくれて、そこで写真家と出会い、衝撃を受けてカメラを始めるとか。僕らにとって主題歌も映画音楽も大きな挑戦でしたが、そうやって、別のカルチャーに触れてもらって、自分の新しい世界が切り開かれるのは、とても健全だと思いますね」
■ジョージ・クルーニーの歌声がすばらしい

映画が公開される10月3日(土)から1年半振りの全国ツアーに旅立つ山口さん。

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