【ドラマニア】恋愛ドラマが大躍進! 1月クールを振り返り「勝手にベスト3」
■第3位:親子の愛、友情の素晴らしさがジワジワくる
「家族ノカタチ」
そして最後がこちら。「SMAP」の香取慎吾さんが、39歳・独身の“結婚できない男”を熱演した「家族ノカタチ」です。ご本人が情報番組で、「ナレーションの部分は、僕自身の心の声かと思うくらいリアルだった」と語るくらい等身大に近い設定が魅力の本作。失礼ながら言わせていただくと、地味な内容なのについついチャンネルを合わせてしまうドラマでしたね。やみつきになるというか…。具体的には、先に挙げた二作品のような恋愛ドタバタ展開に加え、家族・友情というハートフルな要素が丁寧に色濃く描かれていた印象です。
物語の主軸となるのは、西田敏行さん演じる父親との親子喧嘩シーン。「自分で稼いだ金で買った自分の城だ!文句は言わせない、誰も入ってくるな」と豪語する主人公・大介に対し、「細かいことは気にするな!そう怒るな、いいじゃねえか」と無理矢理プライベートに入り込もうとする父・陽三。
最初は見ていて、「西田さんちょっとウザキャラかも?」と思っていたのですが、後半に入り事態は急転。陽三の体調不良が垣間見える度、「大介、もっと優しくしてあげて!」と助言したくなってしまいました。