2016年4月25日 17:00
『ガルム・ウォーズ』主人公は新人女優! 劇中写真の素顔を解禁
言葉も通じぬ異国の地で、日本人は監督含めスタッフ7人。そんな中、キャストには外国人俳優を起用して撮影に挑んだという。また、日本語版プロデューサーには、スタジオジブリの鈴木敏夫が就任し、『イノセンス』以来12年ぶりのタッグを組んでいる。キャストにはウィド役に『エイリアン』シリーズのランス・ヘンリクセン、スケリグ役に『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のケヴィン・デュランド、そして主人公・カラ役として、新人女優のメラニーが抜擢された。
当時カラ役の候補は数名いて、モントリオールでのオーディションを経て彼女に決定。しかし実は彼女、書類選考のタイミングで最も可能性が低いとされていたのだという。メラニーは、オーディションに黒髪のおかっぱで登場。押井監督のアニメが大好きで、半ばコスプレのように『攻殻機動隊』シリーズの主人公・素子になりきってオーディションに臨んできたのだ。
もちろんその小細工が功を奏したわけではなく、実際に目の前でポージングをしてもらい、カメラのレンズを通したときの被写体としての存在感が際立っていたため、最終的にカラ役に大抜擢となった。彼女が演じるどこか不安げで揺らぎのある女戦士・カラ。