2016年6月16日 05:00
坂本龍一、渡辺謙主演『怒り』に参戦!宮崎あおい&妻夫木聡ら“愛”に苦しむ予告編も
聴かせていただいた音楽の力で何ステップにも映画が上がっていく瞬間をじかに見せていただいた。責任がさらに増している感じがあります。嬉しい責任ですけどね」と語る。
さらに、坂本氏が作り上げた主題曲を奏でるのは、2本のチェロによる圧倒的パフォーマンスで世界を魅了する、クロアチア出身チェロ・デュオ「2CELLOS」今年7月に開催されるFUJIROCK FESTIVAL’16への出演も決定しており、彼らの繰り出す音色にも期待が高まる。
<以下、各人コメント>
■坂本龍一
李相日さんと初めて仕事をした。事前の噂では大変に難しい人だという。実際に仕事をしてみると、なるほどしつこく、粘り強くこちらに様々な要求をしてくる。しかし、それは「もっとよい方法があるのではないか」「もっとよくなるのではないか」という李さんの作品へのこだわりからくるものであり、モノを作る人間ならば当然の欲求であって、逆にそれがないのがおかしいと言わざるを得ない。
『怒り』は日本映画としては珍しくエンターテインメントに流されず、骨太でパワフルな映画になったと思います。
■李相日監督
「怒り」…これは誰の目にも見えるわけではない。けど、間違いなく誰の側にもあるもの。