くらし情報『【インタビュー】神木隆之介×宮藤官九郎 役者・長瀬智也との再タッグを語る』

2016年6月28日 17:00

【インタビュー】神木隆之介×宮藤官九郎 役者・長瀬智也との再タッグを語る

、そのまま採用させてもらいました」。

撮影現場でも互いの意見を伝え合い、新たなものが生まれることもあった。
「そこで軌道修正できるんですよね。僕は僕で準備していたものがあって、こういうふうにしたい。でも、長瀬君がやってる方が面白いなと思ったら、そっちにしようかって。下準備がうまくできて、世界観が共有できてたからかなと僕は思ってます」。

神木さんは01年のドラマ「ムコ殿」以来、久々の長瀬さんとの再共演となった。「小学校以来で、最初は少し恥ずかしかったです。
子どものときは全く何も考えずに演じていました。当時は長瀬さんは芝居の中でも普通に、僕に接してくださっていたのですが今回は役として向き合ってくださいました。長瀬さんは長瀬さんで、僕も僕で役づくりをして、それをぶつけ合うというのが、お互い新鮮過ぎて『恥ずかしかったよね』と話していました。だけど、一度共演させていただいたこともあって、呼吸をすぐに合わせることができたと感じています」。

キラーKは、地上では“近藤さん”という地味な男性だった。大助は現世でも地獄でも一貫して彼をなめてかかるが、長瀬さんと神木さんのテンポよく息の合ったやりとりは実に楽しい。

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