トム・ハンクス&ニコール・キッドマン…いまアラビアに惹かれるオスカー俳優たち
大手自転車メーカーの取締役を解任され、家も家族も失ってしまった中年サラリーマン、アラン・クレイ。そんな人生の一発逆転をかけ、地球の裏側、はるばるサウジアラビアの国王に最先端の映像装置3Dホログラムを売りに行く。ところが砂漠に到着すると、用意されたオフィスはボロテント、設備は整っていない。抗議したくとも担当者はいつも不在でプレゼン相手の国王すらいつ現れるのかも分からない…。心身ともに追いつめられたアランを助けてくれたのは、予想もしない人物だった――。
「トーキング・ヘッズ」「シカゴ」など80年代のヒット洋楽やブラックジョークを織り交ぜ、トムは中年の悩みと世界の憂鬱を等身大に体現!異文化の衝撃に戸惑いながらも、流れに身をまかせたとき、新たな人生を歩き始めることができる、そんな希望に満ちたハートフルストーリーとなっている。
●ニコール・キッドマンが実在の女性を熱演!『アラビアの女王 愛と宿命の日々』
20世紀初頭に、イラク建国の立役者として力を尽くしたイギリス人女性ガートルード・ベルの半生をドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督とオスカー女優ニコールのタッグにより映画化。裕福な家庭で育ち、オックスフォード大学を卒業した貴婦人ガートルード・ベル。