くらし情報『【インタビュー】声優・三木眞一郎、“吹き替え”の魅力を語る!ロングインタビュー』

2017年3月3日 19:30

【インタビュー】声優・三木眞一郎、“吹き替え”の魅力を語る!ロングインタビュー

と語る。

「手を抜きたくないなと思うんですよね。特に『エレメンタリー』のホームズも、『リベンジ』のノーランも表情が普通の芝居の表情と違うんですよ。口に関してだけでも、それぐらいのものがあるのに、さらに表情とか、急に大きな口を開けるとか、叫ぶとか、大声で怒鳴るとか、そういったものも含めて、それが“吹き替え”なんです。なおかつ、声をあてているだけにならないために、心の中身も普通の声のお仕事同様に拾って行かなきゃいけないので大変なんです」。

■“吹き替え”版ならではの見どころは「作品の中身に集中できる」

声色、息、表情、心のあり方…様々な要素を駆使して、“吹き替え”版として作品を成り立たせている声優。彼らが思う、“吹き替え”版の良さとは?

「吹き替え版は見ていて疲れないことですね。僕は単館上映の映画をよく見に行くんですけど、この前もドイツの検事がナチスの戦犯を告発する映画を見に行ったですけど、難しい漢字の用語が何個も出てきたり、国を行ったり来たりして、色々なヨーロッパの国の人たちが出てくるので、字幕を追いかけるだけで、疲れてしまったんですよね。
字幕を追いかけて、頭の中で構築しているから、役者の表情などが分からなくて、そうするとキーになる動作とか、伏線になっている小道具とかを見落としてしまう可能性があるんですよ。

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