吉高由里子が紫式部を演じる主演大河ドラマ「光る君へ」より、4名の扮装写真が公開された。本作は、大石静が手掛ける紫式部の人生を描く物語。大河ドラマ第63作目として、来年から放送がスタートする。今回公開された扮装写真に写るのは、段田安則演じる藤原兼家、三石琴乃演じる時姫、上地雄輔演じる藤原道綱、財前直見演じる藤原寧子の4名。藤原寧子役/財前直見道長(柄本佑)の父である兼家は、権力を得て政治のトップに躍り出ようと画策、いずれは天皇の外祖父となり、栄華を息子らに継がせようとする。一方、母の時姫は、夫を支えつつ、とりわけ三兄弟の行く末を思い、見守っている。藤原兼家役/段田安則道長の異腹の兄・道綱は、一向に才に恵まれず、兼家からは嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われている。そして兼家の妾・寧子は和歌に長け、兼家との日々を「蜻蛉日記」として残した、才色兼備の女性。「蜻蛉日記」は、まひろ(紫式部)も幼いころから、読みこんでいる。藤原道綱役/上地雄輔大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年12月06日劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』後編完成披露舞台挨拶が14日に都内で行われ、三石琴乃、林原めぐみ、水樹奈々、井上麻里奈、北川景子が登場した。同作は武内直子氏による『美少女戦士セーラームーン』のアニメ化作。運命に導かれた女の子たちが華麗に変身し戦う“愛と正義の物語”で、昨年2022年に連載開始30周年を迎え新たにアニメ化した。6月9日に前編、6月30日に後編と2部作連続で物語の最終章を描く。完成披露では、物語の鍵となるキャラクター・セーラーコスモスのボイスキャストが北川であることが明かされ、北川のサプライズ登場に歓声が上がる。デコルテと背中が大きく開いたドレスで会場を魅了していた。実写版『セーラームーン』ではセーラーマーズを演じていた北川。同シリーズへの思いを聞かれると「初めて受けたオーディションで、それがきっかけでデビューすることとなって、仲間たちと20年間ずっと同じこの世界で共に働き続けてやってきて、またこの作品で『セーラームーン』に関わることができて、人生のいろんな大事な節目で『セーラームーン』がそこにいた、共に過ごしてきた」と語る。「そんな作品なので、人生の一部という感じがします」と熱い気持ちを表した。
2023年06月14日劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』後編完成披露舞台挨拶が14日に都内で行われ、三石琴乃、林原めぐみ、水樹奈々、井上麻里奈、北川景子が登場した。同作は武内直子氏による『美少女戦士セーラームーン』のアニメ化作。運命に導かれた女の子たちが華麗に変身し戦う“愛と正義の物語”で、昨年2022年に連載開始30周年を迎え新たにアニメ化した。6月9日に前編、6月30日に後編と2部作連続で物語の最終章を描く。完成披露では、物語の鍵となるキャラクター・セーラーコスモスのボイスキャストが北川であることが明かされ、本人が登場すると会場は騒然。北川は「後ろで控えている時に皆さんの歓声が聞こえて、すごいドキドキしながら待ってたんですけど『セーラームーン』という作品の、大きさを凄く感じました」と胸を押さえた。「オファーをいただいた時は『私でいいかな』という感覚がとてもあって、そうそうたるレジェンド声優の皆さんたちの中で自分が発表されたらどんな感じなんだろうとすごく不安もあったんですけど、皆さんが拍手で迎えてくださってすごくホッとしました」という北川。演じるコスモスについては「セーラームーンの姿形をしている究極の未来の姿の役で、私は実写版でマーズの役をやらせていただいてたので、『私でいいのかな』というか。もちろん三石さんがうさぎちゃんだけど、私たちにとっては沢井美優さんが絶対的なセーラームーンで、私は支える側の戦士だったので、自分でいいのかなというような感覚があって、『一応こういう話があって』と他の戦士にも話しました」と、実写版『セーラームーン』のメンバーにも相談したという。北川は「戦士会のみんなにも『こういう話をもらったんだけど、どう思う?』と聞いたら、みんな『絶対やってほしい』と言ってくれて。私たちが実写版で出会ってからも20周年という節目の年なんですよ。20年を振り返りながら思い出話をしたり。『私たちにとってすごく大切な作品だよね。関わってくれるのは嬉しい』というリアクションだったので、みんなに背中を押されて、やりたいなと思いました」と変わらぬ絆を明かした。三石は「景子ちゃんは『リコカツ』というドラマでなんと親子の役をやらせていたていて、ドラマはほんと初めてで、本当に右も左もわからない状態のところをしっかり主役として優しく迎えてくれる恩人」と感謝し、北川は三石のことを「レジェンド、神だと思って拝見してますので」と恐縮する。対峙するシーンがあるも、実際の収録は別だったというが、北川は三石のガイドを聞きながらアフレコに挑んだそうで「もうそれでいいじゃんというくらい」と苦笑する。「一人芝居になっちゃうから」という三石に、北川は「私だけが持っている音源なんですけど、素晴らしい音源を聴きながら」と感謝する。さらに三石は収録にも現れたといい「私がドラマでアウェイ感があって心細い気持ちもあったので、きっと逆の立場だろうなと思って、すこしでも知った顔があるといいかなと、頭だけ顔を出しました」と説明すると、北川は「心強かったです。ドキドキで、経験も多くない中、こんなに大きい作品でどうしようと思って行っていたので、三石さんのお顔を見つけてすごく嬉しかったですし、原作の竹内先生も来てくださっていて、久しぶりの再会だったのでそのことも嬉しくて」と振り返った。北川の起用に対し、水樹は「ぴったりだと思いました。心躍る気持ちで、どんなお声が見られるんだろうと思って、収録は別々だったのですごく楽しみにしてました」と語る。井上は「ちょうどドラマシリーズが始まった時に大学生で、同世代のみんなで第1話をみようと、いけないんですけど、こっそり大学に泊まって、みんなで朝からドラマを見たぐらい」と驚きの告白。「私の中でも一晩ずっとやっぱり北川さんずっとマーズという思いで拝見させていただいて、戦士会の皆様が集まってるインスタも、ずっと『なんて尊いんだ』と思いながら拝見させていただいたので、もうただのファンです」と明かした。
2023年06月14日テレビシリーズ放送開始30周年を迎えた「美少女戦士セーラームーン」。2014年より紡がれてきた新アニメシリーズが、劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」で最終章を迎える。主人公・月野うさぎと共に駆け抜けてきた三石琴乃さんにとっても、制作に関わったすべての人にとっても、本作は大きな意味を持つ作品となった。三石琴乃エターナルセーラームーン/月野うさぎいつも、いつまでも、共にある。三石琴乃さんと「美少女戦士セーラームーン」の30年。「’90年代に放送されていたテレビシリーズが終わった後、月野うさぎはいったん、自分の中にしまっていたんですよね。その後、長いブランクを経て『Crystalシリーズ』として復活することになり、本当に感謝しながら取り組ませていただきました。『Crystalシリーズ』が始まった頃、スタッフさんから『セーラームーンと関わりたくてこの会社に入ったんです!』と言われたり、オーディションでも感激と緊張で涙ぐんでしまう声優さんがいたり、みなさんの愛の深さを感じました。こんなにも『セーラームーン』を大事に想ってくれていたんだというのが伝わって、やってよかったなと思うことだらけでした」本作では、かつてないほどの強敵・セーラーギャラクシアと戦うことになる月野うさぎ。どんな時でもけっして諦めないうさぎだけれど、一番近くで彼女を見てきた三石さんは「強い人ではない」と語る。「強くはないから、つらいことがあったら泣いてしまうし、時には気絶してしまうほど衝撃を受けることもあるんです。でも、そのたびに周りの人が彼女を守って、愛を注いでくれるんですよね。だからうさぎちゃんも、自分が愛する人のためにがんばれる。実は本作でうさぎちゃんは、もう戦えないって音を上げる場面があるんですよ。それは、自分の大事な人がもう戻らないのでは、と思ってしまったから。その時、うさぎちゃんの原動力ってやっぱり身近な人を大切に想う気持ちなんだな、と再確認しました。うさぎちゃんにとって大事なものは愛であり、身近にいる大切な人たち。そういう人たちを守りたいという想いが彼女を奮い立たせているんです。でもそれって誰しも同じだと思うんですよね。身近な人を愛することからすべては始まるのかなって。そういうちっちゃい愛がいっぱいあれば、世界は平和で、未来は明るいと思うんですけど、実際にはなかなかうまくはいかないものですよね。だから映画でエネルギーをもらって、現実でがんばる力になれれば、と思います」物語中、うさぎはセーラーギャラクシアとの戦い以外にも、未来へつながる重要な決断をすることになるのだが…。「いろんなものを全部“無”にしたとしても、またどこかで未来は始まる。そうするといいことも悪いことも、善も悪もやはり生まれる。光があれば影がある。そのどちらも受け入れて、その中で生きていく。うさぎちゃんの選択はそういうことなんですよね。anan読者のみなさんもきっと、いいことも悪いことも、つらいこともずるいことも経験して、いろんなことがちょっとずつわかってきている世代だと思うんですけど、それが人間の生きる世界なのかなって。その中で自分はどういうふうに生きていくのか、どんな道を選ぶのか、その選択次第で未来は変わっていくので、自分の生きたい未来を描いて、そこに向かって少しずつ進んでいけたらいいのかもしれないですね」長い歴史の中で、日本だけでなく海外でもたくさんのファンに愛されてきた「美少女戦士セーラームーン」。三石さんにとっては、「声優・三石琴乃を語る上では絶対に欠かせない作品」だと笑顔で答えてくれた。「私にとってとても大事な作品であり、そして大事な役ですが、ついに最終章を迎えることになりました。『Crystalシリーズ』は配信から始まって、映画になって、少しずつうさぎちゃんと接する機会も少なくなってきました。でもそれ以上に、共演者のみなさんと会えなくなることがさみしくて。今回もコロナの影響でみなさんと一緒にアフレコすることはできなかったのですが、完成した作品ではみんなが一堂に会していて、重厚なお話になったと思います。最終章だからと特にがんばったというところはないんですけど、うさぎちゃんが立派に戦ってくれたので、私も一緒に戦って、映画にはたくさんの想いを込めました。観ていただくだけでも本当にうれしいので、ぜひ映画館に足を運んで、作品をご覧になってください」劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」描かれるのはシリーズ最終章〈シャドウ・ギャラクティカ〉編。平穏が訪れたはずの月野うさぎたちの世界に、宇宙全体をも巻き込む最大の危機が押し寄せる。究極の選択を迫られるうさぎは、最後に何を選ぶのか。原作・総監修/武内直子監督/髙橋知也脚本/筆安一幸キャラクターデザイン/只野和子キャスト/三石琴乃、林原めぐみ、水樹奈々、井上麻里奈、早見沙織、佐倉綾音ほか《前編》6月9日、《後編》6月30日全国公開。つきの・うさぎ普段はドジで泣き虫な高校生・月野うさぎだが、実は愛と正義のセーラー服美少女戦士・エターナルセーラームーンとして地球を守っている。月の王国のプリンセスであり、幻の銀水晶の力で浄化能力を持つ。みついし・ことの1989年に声優デビューし、’92年『美少女戦士セーラームーン』月野うさぎ役で一躍、有名に。『新世紀エヴァンゲリオン』葛城ミサト役、『ONE PIECE』ボア・ハンコック役など出演作多数。ワンピース¥8,980(Wild Lily TEL:03・3461・4887)※『anan』2023年6月14日号より。写真・魵澤和之(まきうらオフィス)スタイリスト・ナミキアキヘア&メイク・RIE(TOKYO LOGIC)取材、文・尹 秀姫撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月09日90年代に社会的現象を巻き起こした大人気作品と言えば、『美少女戦士セーラームーン』(武内直子/講談社)。あの時代、すべての少女たちが主人公うさぎちゃんの泣き虫なところに共感し、タキシード仮面との恋模様にキュンキュンし、悪に立ち向かう美しきセーラー戦士たちに勇気をもらった。そんな「美少女戦士セーラームーン」は何年たってもファンの熱気冷めやらぬ、2010年代から様々な商品とのコラボレーションやTV新シリーズの放映、新作映画の上映が行われている。2022年には連載開始30周年を迎え、2023年は最新映画・劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」が《前編》6月9日・《後編》6月30日で公開。“セーラー戦士の最後の戦い”が描かれるという本作に、往年のファンも新規のファンもドキドキが高まるばかりだ。今日は主人公・エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃さん、謎のプリンセス・セーラー火球/火球皇女役の水樹奈々さん、クールなセーラースターライツのリーダー的存在・セーラースターファイター/星野光役の井上麻里奈さんに、作品への思いやキャラクターへの向き合い方、お芝居の裏話などを語ってもらった。子供のころの夢がかなってセーラー戦士に!──「美少女戦士セーラームーン」シリーズの、クライマックスとも言える本作品ですが、初めて台本を読んだ時のご感想をお聞かせください。三石琴乃(以下・三石)前編・後編でひとつのストーリーになっているのですが、まずは前編の台本だけを読みました。この先どう盛り上がっていくんだろうという期待の中、学園生活での日常的なシーンが描かれていて嬉しかったです。この後の孤独な戦いのことを思うと、あまり浮かれられないなと思いましたけど。──ちょっと複雑な気持ちですね。井上さんはいかがでしたか?井上麻里奈(以下・井上)90年代TVアニメと原作は終わり方が全く違うんです。私はもともと原作のファンだったので、自分で思い描いてきた漫画で読んでいた最後が、遂に映像化台本化されるんたんだなって……あ、台本をいただいてようやく「ようやくこの作品に携われるんだ!」と実感できたので、とにかく嬉しい思いで読ませていただきましたいたのが大前提です!自身が演じるセーラースターライツたちの登場シーンは「ここから登場すはじまるんだ……」と尊い思いで読ませていただきました。──水樹さんはいかがですか?水樹奈々(以下・水樹)私も、麻里奈ちゃんと同じく、「美少女戦士セーラームーン」はドンズバ世代で!一同ドンズバ!(笑)水樹本当に大好きで子供のころに見ていた作品に、まさか自分が携われるなんてと感動して。なので台本をいただいたときは震えましたし、読みながらセーラームーンに何度も突き付けられる過酷な運命に涙しました。でも諦めずに前を向いて、全力で立ち向かっていくうさぎちゃんの姿に胸が熱くなりましたし、「やっぱりうさぎちゃん大好き!」と改めて思いました。──ドンズバ世代な井上さんと水樹さんは、今回初めて声優として「美少女戦士セーラームーン」の“中の人”になった感想と、それについて子供のころの自分になんて声をかけてあげたいかを教えてもらってもいいですか?井上実はこの「美少女戦士セーラームーン」が新たにアニメ化するというお話になってから、何回かオーディションを受けさせていただきました。──2014年のTVアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」からのお話ですね。井上特に最初のオーディションのときは、何が何でも「美少女戦士セーラームーン」の世界の一員になりたくて、落ちたという報告を聞いたときは家で号泣したくらい辛かったです。そこから再度挑戦していたんですが「ああもう自分は、一生「美少女戦士セーラームーン」の世界に存在することはできないんだ」と、完全に諦めたんです。──それがまさかの。井上今回、まさかのセーラースターライツ/スリーライツのオーディションをいただくなんて夢にも思っていませんでした。今まで挑戦したキャラクターの中でも一番遠いキャラクターで、きっと自分ではないだろうと思いながらも、最後の最後なのだから思いをすべてぶつけさせていただいたら、合格のご連絡をいただいて。実際に台本をいただくまでは本当に信じられませんでした!──間違いなく、人生屈指の幸せですね!井上ようやく台本が手元に届いて、香盤表に自分の名前が載っているのを見て「ああ、セーラー戦士の一員になれたんだ」と胸が熱くなりました。同時に、プレッシャーもものすごく感じましたが。やはり自分も「美少女戦士セーラームーン」の大ファンなので、他のファンの方々の思いも知っているだけに「皆さまのご期待に添えられるのかな」という不安、演じる責任感など、とにかく色んな思いがありました。──愛している作品だけに、手放しで喜ぶだけじゃいられなかった。井上でもやっぱり自分が物心ついたときには「美少女戦士セーラームーン」がもう存在していて、セーラームーンと共に育ってきたので、セーラームーンごっこをして遊んでいた幼少期の自分自身には「本当にセーラー戦士になれたよ」と、声をかけたいです。──どんなに大変でも、子供のころに夢中になったあの世界の住人になれたなんて、小さな麻里奈ちゃんもきっと大喜びです。水樹さんはいかがですか?水樹私も麻里奈ちゃんと同じく、過去に一度オーディションを受けさせていただいていました。その時は残念ながら落ちてしまったんですけど。数年後、この火球皇女役でお声がけをいただいて「またチャンスをいただける日が来るなんて!」とビックリしました。しかも火球皇女は、大好きな大先輩の玉川砂記子さんが演じられていた役。本当に私で良いのだろうかと震えました。──嬉しくて嬉しくて震える!水樹自分の中の「美少女戦士セーラームーン」への愛を火球皇女の持つ愛に変換させて、全力で演じさせていただけたらと思いました。火球皇女は愛に満ちたキャラクターなので!子供のころの自分には「信じて突き進めば、未来は拓けるんだよ」って伝えてあげたいです。個々のキャラクターへのこだわりと思い──三石さんは90年代からずっとうさぎちゃんを演じられています。今回、遂に「美少女戦士セーラームーン」の最終章となりましたが、その中でうさぎちゃんを演じた感想を改めて教えてください。三石90年代のTVシリーズや映画と、2014年からの新シリーズは、私の中で別ものだと考えているんです。新シリーズが始まったときは、ゼロからみんなでお城を作っていこう、「前へ一歩進もう」という気持ちで臨みました。──新作品に取り組むような心構えだったんですね。三石今回、この劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」で、「美少女戦士セーラームーン」は最終章です。うさぎちゃんは今まで色んな試練を乗り越えて、成長しているようですが、素の部分の月野うさぎとしてはあまり変わっていない。ただ、今までは誰かを失ったりピンチになったりする場面で、泣いて周りに助けてもらっていた彼女が、今回は自分の力を信じて、ここまで来た自分のことを信じているっていう気持ちで、前に進んでいけているんです。なので、これで彼女に未来を任せられる、戦うプリンセスになっているのではと思いました。──確かに、ちょっと大人になったうさぎちゃんを感じました。そして井上さんは、今回星野光くん役を演じられていますが、星野くんって90年代からの人気キャラクターですよね。彼が初恋という女の子も多いと思います。私もそうなんですが……。一同わーーーっ!──ドキドキしながら拝見したんですけど、すごくカッコよくてもう、ありがとうございます。井上ファンの方にそう言っていただけると、本当に心からホッとします!──実際、星野くんを演じてみられていかがでしたか?井上幼い私はずっと初期からうさぎちゃんとまもちゃんの恋愛を追っていたんです。そこに星野くんっていう人が飛び込んできて、私としては「取られちゃう!」というハラハラ感なのかな、ちょっと刺激的な存在として見ていたんです。「うさぎちゃん、ダメよ!まもちゃんのことを思い出して!ダメよ!」ってハラハラ(笑)水樹わかる~(笑)。井上大人になってみて、星野くんという存在を認識してみると、これは恋に落ちるかもしれんな……と思いました。──大人になるとわかる魅力!井上女の子が恋に落ちてしまう要素がたくさんあるんです。クールでちょっとぶっきらぼうだけど、包容力も受け入れる姿勢もあって。かつ「守るよ」って言ったり、多少の強引さもあったり、その駆け引きのバランスがとても素敵で。──スパダリ感が……!井上これは女性に、本命がいてもウッカリな魅力があるなって感じました(笑)でも自分にそういった要素がないので、女子たちの目がつい移ってしまうような、そんな恋心を抱かせられるのか!?と悩みながら演じました。──そんな葛藤が!水樹さんはそんな星野くんのプリンセスでしたが、いかがでしたか?水樹収録はものすごく緊張しました!子供のころから原作もアニメも大好きだった作品に携われるということで、気合い満点で、全力で愛を込めて演じさせていただきました。──火球皇女は愛溢れるキャラクターだと、おっしゃっていましたものね。水樹皆さんに納得していただけるキャラクターを作れるように、全力かつ丁寧に構築していきました。火球は大切な人を失った辛い過去を持っているんですが、うさぎちゃんと同じく使命を持って前に進んでいる人。様々なことを乗り越えて、自分のやるべきことを果たすためここにいるという強さを声に乗せられるよう演じました。──火球皇女の強さがスクリーン越しに伝わってきて、素敵でした。水樹ありがとうございます。──おふたりのお話からセーラームーン愛がものすごくでていますが、三石さんはお聞きになっていていかがですか?三石すごく愛を持って演じていただいているのが声からも伝わってきていて。みんなの声の入った映像を見させていただいて、1つの素晴らしいパレスが出来上がったなと……大きな喜びを感じました。──作品を見て初めて「出来上がったな」と感じたんですか?三石そうですね。色んなキャラクターの思いが色濃く表現されていて「いい映像になっているのでは?エッヘン!」という気持ちになりました(笑)。──主人公のうさぎちゃんを中心に話が進んでいますが、それぞれのキャラクターに、活躍ポイントがあるというのは、見ていて感じたところです。三石余すことなく、ちゃんとキャラクターの個性を表現してくれたので、もう「監督ありがとうと!」いう気持ちです。そして要所要所に、90年代の作品へのオマージュというかリスペクトがあって。特に≪前編≫はオープニングから、知っている人は胸を射抜かれるような映像ですし、初めて見る人にも素敵なセーラー戦士たちの映像ですから、素晴らしいものになっています。──90年代、実は男の子も見ているくらいの作品でした。三石でも当時は男の子が、そして大人が、女の子向けアニメ見ているなんて言えない時代でした。徐々にそれが抑えきれず、爆発して、社会現象にまでなったのが「美少女戦士セーラームーン」だったんです。令和の今は思う存分、子供も大人も女子も男子も、愛を爆発させて欲しいです。うさぎちゃんは普通の女の子、でも銀河の母!──井上さんと水樹さんから見て、うさぎちゃんの魅力や強さの秘密って、どんなところにあると感じますか?井上今回の作品の中では、やはり愛する気持ちというのがうさぎちゃんのベースにあるなと感じました。プリンセスを守る戦士たちがいて、まもちゃんがいて、みんなからたくさんの愛を受けてみんなで戦ってきた思いというのが、うさぎちゃんの愛となってみんなに返っていく──ということで、うさぎちゃんは銀河の母だなと。一同おーーー!井上昨日、もう一度原作の漫画を読み直したんですが、最終的に私の中ではうさぎちゃんは銀河の母という結論になったんです。すべての星たちの母であるうさぎちゃんの愛の深さと広さが、強さの秘密であり魅力なのではないでしょうか。──お姉さんというよりも母!井上母か女神、どちらで表現するのが的確なんでしょうね。でもあのすべて受け入れる広さは、私にはやっぱり母に見えました。──水樹さんはいかがですか?水樹私は、うさぎちゃんの強さは完璧じゃないところにあると思います。だから自分の限界を超えられるような気がしていて。優等性で何でも出来てしまうと、自分にできることが全部わかってしまって、いつの間にか限界を決めてしまうことがあるかもしれなくて。でもうさぎちゃんは完璧じゃない分、底知れぬ可能性に溢れているんです。そのがむしゃらに立ち向かう姿がすごく胸を打つし、共感できるし、この人になら任せられると感じる。そして放っておけないから助けたくなるんです。──うさぎちゃんは完璧じゃない分、いつも全力、一所懸命ですものね。水樹そんな気持ちが連鎖して、色んな人を引き寄せてうさぎちゃんはどんどん強くなる。ただ1人で強くなった訳じゃないというのも、うさぎちゃんの魅力だと思います。──銀河の母であり、共感できるキャラクターであり……。水樹でも本当に普通の女の子なんですよね。だからこそみんなが共鳴するんだと思います。──三石さんは、おっちょこちょいで泣き虫で普通の女の子のうさぎちゃんと、セーラームーンになるとこちらがハッとするほど凛とするうさぎちゃんを、どう切り替えているんですか?三石あまり切り替えてはいなくて、その場その場の状況で、気持ちが動いているっていう感じです。──セーラームーンの強さっていうのは、三石さんご自身も共感できる要素なのでしょうか?三石そうですね、私は強くないですけど(笑)でもうさぎちゃんだったら強くいられるっていう感じなのかな。敵だろうがなんだろうが悲しんでいる人を助けたくなる彼女の共感力が、実は強さの源ですよね。今のどこか熱くなりきれない、熱くなるとカッコ悪いと言われるような空気の中でも、アニメーション作品の中のキャラクターだから、堂々と見得を切って「愛が大事」とか「未来を信じている」とか言えるんです。そういう作品に関われて、本当に毎度感謝でいっぱいです。ファンだからこそ悩み、全力で挑んだ役作り──井上さんと水樹さんは、先ほどからまず「美少女戦士セーラームーン」の大ファンということをおっしゃっていましたが、思い入れが大きい作品ほど、演じるキャラクターを確立するのが難しい気がしますが、いかがでしょうか。井上難しいですね。プレッシャーは大きかったですし、星野くんがカッコよくないとこの物語は成り立たないと思いながら演技に臨んだので、それが自分にできるのかという不安はありました。──どんなところに悩まれたのでしょうか。井上90年代TVアニメの星野くんというのは、非常に明るくてスポーティで、色々な表情を見せてくれます。快活でイタズラな顔を見せたり、表情がコロコロ変わるけど男らしくて、守ってくれて引っ張ってくれる。そんな印象があって。──女性人気が絶大な星野くんですものね。井上そんなイメージを強く持って、原作を最初から読み返したときに、自分の中の星野くんのイメージと、原作の星野くんのイメージって若干違うんです。原作はもっとクールというか、あまり自分を見せず、そっと寄り添っている。自分の意見をガンガン言うタイプじゃないみたい。そうなると、どうしたらいいんだろうと悩みました。しかもファンの皆さんが求める星野くん像も色んな姿があって。──確かに、自分、原作、ファンの星野くん像がピッタリ一緒というのはなかなかないかもしれません。井上実際映像化するとなったとき、どこを取るべきなのかっていうのはすごく悩みました。──水樹さんも、悩まれましたか?水樹1ファンとして原作を読んでいると、勝手に脳内で再生される声があるんです(笑)それを1回、置いておこうって。でないと、そこに当て嵌めようとしてしまい、おかしなことになってしまうと思ったんです。──ファンとして想像していた火球皇女を、いったん置いておいたんですね。水樹今回の台本を読んで、実際に自分が感じたままに演じようと決めました。限られた時間、そしてシリアスな展開が続く中ですが、世界を救うという皇女としての使命に燃える姿だけでなく、星野くんたちとのやり取りの中で彼女の人柄や日常も感じていただけるように演じられたらと思いました。──火球皇女の内面がにじみ出た演技の秘密、納得です!女の子に熱愛される「美少女戦士セーラームーン」の魅力!!──それでは最後の質問です。セーラームーンがここまで女の子たちを熱狂させる魅力って、何だと思われますか?水樹女の子が好きな要素しか詰まってないです!井上その通りです!まず変身するっていうのがね、やっぱり誰もが変身したいんですよ。しかも可愛く!水樹そうなの、その通り!井上しかも変身するときにわかりますか、ネイルに色がついていくんですよ!その後にみんな手袋するのに…!──まさにメイクアップ。井上でも子供ってまだメイクしないから、たぶん「美少女戦士セーラームーン」で初めて「お化粧したい!」って思いますよね。キラキラッてなっていくのに憧れて。水樹そしてハイヒールも履きたいしね。井上そうなんですよ~!可愛い~。水樹ムーンキャッスルも素敵で。お城に住みたいって思いました(笑)。──うさぎちゃんのドレスも素敵です。水樹そうなんです!。あとまもちゃんとの恋……運命の王子様なんて憧れます~!井上やっぱり武内直子先生が、女子の好きを把握しすぎているんです。女の子が好きなものすべてを掌握されている武内先生、すごいなって思います。──改めて三石さんにもお伺いしたいんですが、世界中の女の子たちが「美少女戦士セーラームーン」に魅了されるのは何故だと思いますか?三石お二人が語ってくれたことが大きな魅力だからです!そして、よくうさぎちゃんのセリフで出てくる「愛する人を守るために戦う」とか「未来を信じている」とか正面を切って言える空気感というか作品のエネルギーが、見ている人の心にスッと届けられるのはやっぱりいいのかなと思います。実社会ではそういうことがなかなかできないし、恥ずかしいとか、カッコ悪いとか思わされてしまうので。だからこそ直球でガツンと言い切れるこのアニメーション作品、そしてキャラクターは魅力的なのではないでしょうか。──きっと多くの女の子が、大人の女性が、セーラームーンみたいに強くなりたいと思っています。頑張っている彼女たちに、エールの言葉をいただけますか?水樹SNS社会の今、余計な情報に触れてネガティブな気持ちになりやすく、しかもそれが低年齢化していると感じます。なので、自分を好きになることが大切だと思っています。少しでも自分のいいところを見つけてあげると、一歩前に進むキッカケが見つかると思うんです。──自分への良かった探しというか。否定ではなく、肯定から自分を見るんですね。水樹日々の小さなことの積み重ねで、人っていつの間にかすごく進化している。ほんの些細なことでも良いんです。気持ちの持ち方次第でぜんぜん変わっていきます。──きっと夢を持って生きやすくなる!水樹夢に向かっていく中で、冷やかされてしまったり、なかなか上手くいかなくて諦めそうになったりすると「自分なんて」って思いがちです。私も多々そういうことがありました。でもそこで頑張った自分を褒めてあげたり、「ここは良かったな」と認めてあげて前進していきましょう!三石90年代のTVシリーズでは、ドジでおっちょこちょいで間抜けなうさぎちゃんが、地球を救う戦うヒロインだということで、ドジでもいいんだよ、頭よくなくてもいいんだよっていうメッセージを送っていました。一方で今回の作品では、夢を信じて、運命を受け入れ、好きなものは好き、私はこうして生きて行きたいって言ううさぎちゃんがいます。それについて、何か感じてもらえれば嬉しいですね。──生きるヒントになりそう。三石あとは……それぞれ環境によって悩みや目の前にある壁っていうのは、違うと思うんです。でもそんなちょっと辛いときは、お風呂入って、おいしいもの食べて、お友達としゃべってください。辛いときって本当に辛いし、苦しいんですけど、生きているだけで自分自身が輝いていることを、忘れないで欲しいなって思います。──「生きているだけで自分自身が輝いている」は、今日から座右の銘にします!皆さんありがとうございました。取材:藤坂美樹、構成:中尾巴、撮影:友野雄【三石さま】ヘアメイク/RIE(TOKYO LOGIC)スタイリスト/ナミキアキ衣装クレジット/ワンピース\8,980 (Wild Lily 03-3461-4887)【井上さま】ヘアメイク/MAKI(TOKYO LOGIC)スタイリスト/ナミキアキ【水樹さま】ヘアメイク/大田葵(英語表記/Aoi Ota)スタイリスト/KATAYAMA SAYURIぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』前編6月9日(金)後編6月30日(金) 公開(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
2023年06月09日劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』のスペシャルステージが、3月26日(日) に『AnimeJapan 2023』内で開催された。1991年から1997年にわたり少女漫画雑誌「なかよし」(講談社)で連載され、日本のみならず40カ国以上でTVアニメが放送された『美少女戦士セーラームーン』。今回の劇場版では、前編・後編と2部作連続で物語の最終章が描かれる。スペシャルステージに登壇したのは、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃、物語の鍵を握るセーラースターライツのセーラースターファイター/星野光役・井上麻里奈、セーラースターメイカー/大気光役・早見沙織、セーラースターヒーラー/夜天光役・佐倉綾音の4名。ピンクとブルーが合わさったポップなステージに「メイクアップ!!」とセリフを披露してから登場し、会場を沸かせた。三石は今年で10周年を迎える世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan』に、『美少女戦士セーラームーンCrystal』以来7年ぶりの参加。沢山のファンを前に「(コロナ禍で)たくさんのお客さんの前でイベントができなかったので、こうやって会場のみなさんとエナジーの交流ができるのが嬉しいです。しかもセーラースターライツの3人と一緒の空間にいることが初めてなんです!今日は楽しみたいです」と喜びを語った。三石琴乃井上は、「スリーライツ発表後初のステージ。会場に集まってくれてた全世界のセーラームーンファン代表のみなさまと時間を共有できて非常に嬉しい!」と興奮した様子で挨拶。早見は登壇前に三石の生の変身口上を聴けたことに触れて、「しっかり挨拶しようと思って考えてきたのに、生で聞けたことが嬉しすぎて全部飛びました(笑)。全身鳥肌がたっています。ファンの皆さんとこの時間を共有できて幸せです!」、佐倉も「アフレコで三石さんにお会いできなかったので、“これが世界を救ってきた声なんだ!”と感動しました!」と、会場のファンとともに興奮を分かち合った。井上麻里奈幼少期から『美少女戦士セーラームーン』の大ファンだという井上は、本作で重要なキャラクターの星野光役が決まったと聞いて、「元々大好きだと公言させていただいていたので、最終章でまさかセーラー戦士、しかもセーラースターファイター役をいただけるなんて。オーディションの結果を聞いた時も、“いや、自分ではないだろう……!”と、台本をいただくまで信じられませんでした」と念願叶っての参加だったことを明かした。早見は、「セーラームーンは私にとって、アニメの原体験。『美少女戦士セーラームーン』のオーディションの存在自体“風の噂”でしか聞いたことがなかったので、まさかオーディションを受けられるとも思いませんでしたし、セーラー戦士になれるなんて思いませんでした」と興奮気味に語った。一方、佐倉は『Crystal』シリーズに少しだけ出演した経験があり、「時を経てセーラースターライツとして関われて、セーラームーンと私の人生はこれからだ!とワクワクしました」と心境を述べた。早見沙織実際にアフレコに参加した際の気持ちについて、井上は「実は前編のアフレコは2021年で、自分自身の作品への想いもあったので、星野光をどう演じたら正解なのか、すごく葛藤しました。セーラースターライツ3人揃ってアフレコができたので、心強いふたりがいてくれて、頼りながらアフレコに挑みました」と当時の様子を振り返った。早見は、「ふたりの声を聴いた時に、かっこよくてキュートで魅力があって……プレッシャーで胃が痛かったです(笑)」「大気の“大人”を意識してほしい、とディレクションがあり、役のエネルギーが大きすぎる!とプレッシャーを感じていました。大気が持っているどっしりとした芯に救われましたし、ふたりと一緒に収録できたから乗り越えられました!」と、笑顔を向けた。佐倉は、「3人のキャラクターのバランスも取りながら、アイドルとしての個性も出そうと思いながらキャラクターを作っていきました。お互いが、守るものや戦うべきものは同じになるように、ということを大事にして演じました」と、熱く語った。3人とは別でアフレコ収録を行ったという三石は、「最終章は、今までのシリーズの中でもストーリーが一番難解で。観てくださる皆さんに、うさぎちゃんの思いが伝わるように、丁寧に取り組みました」と想いを明かした。佐倉綾音三石琴乃「強くて可愛いだけじゃない女の子たちの活躍を応援してほしい」また、本作で注目しているキャラクターについてのフリップトークコーナーも行われ、三石は「セーラースターライツ」と回答。「アイドルとしての姿がかっこいいし、敵なのか味方なのかミステリアスなところが魅力。露出が高めのセクシーなコスチュームが素敵なんです!特に背中側のパンツの上のくぼみがポイント♡」というマニアックな発言まで飛び出した。井上は、セーラースターライツが仕えているプリンセス「火球皇女」を選び、「セーラースターライツの3人は、火球を探しに地球にきています。僕たちが守るべきプリンセスですし、プリンセスとしての強さや包容力を兼ね備えているところも素敵です」とアピールした。早見は、本作でのキーキャラクターのひとり「ちびちび」を選び、「まずはかわいいんです!それだけじゃなくて、物語の鍵も握っているのでどんな活躍をするかも楽しみにしてほしいです。しかもちびちびちゃんは三石さんが声をやられているんですが、本当にかわいいんです!!」と熱弁。さらに井上、佐倉も口々に「育てたい!」「連れて帰りたい!」と語り、盛り上がりを見せた。そして佐倉は、「レイちゃんと美奈子ちゃん」のふたりをチョイス。原作屈指の人気シーンのふたりの熱いシーンについて、「大人だからこそ刺さる、涙してしまうセリフ。これが今映像で見ることができるなんてとっても嬉しい!」と熱弁した。そして、TVシリーズのYouTube無料配信や公式TikTokの開設、第2弾ムビチケ前売券などの情報が一挙に公開。さらに第2弾予告映像も先行して解禁されると、エターナルセーラームーンと銀河最強の敵・セーラーギャラクシアの白熱する戦いに、三石も「結末は知っているのに、どうなっちゃうんだろう……!と楽しみになりますね!」と大興奮。また井上も「うさぎちゃんを泣かせたくないという星野の気持ちになってしまいます……!」と目頭を熱くさせた。最後に三石から「みなさんの愛が集まってできた映画です。愛があるから前に進める、強くて可愛いだけじゃない女の子たちの活躍を応援してほしいと思います!」と、力強いメッセージが送られ、イベントは幕を閉じた。劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』第2弾予告映像<作品情報>劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』前編:6月9日(金)、後編:6月30日(金) 公開原作・総監修:武内直子監督:髙橋知也脚本:筆安一幸【キャスト】三石琴乃、野島健児、福圓美里、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静皆川純子、大原さやか、前田 愛、藤井ゆきよ水樹奈々、井上麻里奈、早見沙織、佐倉綾音/林原めぐみ(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会関連リンク映画公式サイト:::
2023年03月27日『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」』の第2弾キャストとして、セーラーギャラクシアを林原めぐみ、火球皇女を水樹奈々、そしてちびちびを三石琴乃が演じることが決定した。1991年から1997年に渡り少女漫画雑誌「なかよし」(講談社)で連載された武内直子作の『美少女戦士セーラームーン』。単行本の世界累計発行部数は4600万部(紙、電子合計)にのぼり、1992年からはTVアニメシリーズの放送もスタート。1997年に放送が終了した後も、日本のみならず40か国以上の国で放送され、いまなお世界中で愛されるコンテンツとなっている。本作で描かれるのは、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ最終章となる“シャドウ・ギャラクティカ編”。新たなる敵“シャドウ・ギャラクティカ”が出現し、次々と仲間が狙われ、セーラー戦士たちは再び戦いに身を投じていく。本作でセーラームーンたちの前に立ちはだかるのは、銀河征服を目論むシャドウ・ギャラクティカの頂点に君臨するセーラー戦士・セーラーギャラクシア。セーラーギャラクシアは、銀河最強の破壊力を持つ“破壊の戦士”。セーラー戦士たちが持つ特別なパワーを秘めたセーラー・クリスタルを奪うため、銀河中の星々を襲い、ついにはセーラームーンの持つ銀河一の力を持つシルバー・ムーン・クリスタルに目を付け、襲いかかる。そんなセーラーギャラクシアを演じるのは、『エヴァンゲリオン』や『名探偵コナン』シリーズなど国民的人気作品に数多く出演している林原めぐみ。林原は「彼女には彼女の正義があるということです。強さを手に入れる事への執着は寂しさ、虚しさの裏返し。根底で願う幸せを刻みました」とコメント。さらに、数々の作品で共演しているセーラームーン役の三石について「ああ……琴ちゃんは、ずっと、うさぎちゃんだったんだな……、ずっとずっと、これからもきっと、セーラームーンなんだな、と胸が熱くなりました。セーラームーンの最後の相手になれて心から光栄に思います」と胸中を告白した。そしてちびちびに助けられた謎のプリンセス、火球皇女(かきゅうこうじょ)を演じるのは水樹奈々。『NARUTO -ナルト-』、『ハートキャッチプリキュア!』など数多くの人気作に出演している水樹は、『美少女戦士セーラームーン』シリーズの大ファン!出演にあたり、「子供の頃から大好きだった『美少女戦士セーラームーン』に参加させていただく日が来るなんて!本当に嬉しかったです!!火球の持つ芯の強さとしなやかさ、仲間を思う真っ直ぐな心、そして愛に溢れた包容力を声に乗せられたらと思いながら、愛を込めて、全力で演じさせていただきました。憧れの変身シーンは、気合満点です!(笑)」と熱量たっぷりに意気込んだ。突然空から舞い降りてきて、うさぎたちとともに暮らすようになる、不思議な雰囲気をまとう女の子・ちびちび。96年放送のTVアニメ『美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』に引き続きちびちびを演じるのは、セーラームーン/月野うさぎも務める三石琴乃。ちびちびを演じるにあたって三石は「彼女のルーツは90年代アニメとは全く違うので楽しみにしている所でもあります。原作準拠シリーズで今回のCosmosが一番難解なストーリーですので台本の言葉ひとつひとつを丁寧に感じながら読みました」とコメントした。【コメント全文】■林原めぐみ(セーラーギャラクシア役)最後の最後、現場から「相手にとって不足なし」という対峙をのぞまれたのかな?と解釈してお受けいたしました。原作も読みこみ意識したのは、彼女には彼女の正義があるということです。強さを手に入れる事への執着は寂しさ、虚しさの裏返し。根底で願う幸せを刻みました。収録は琴ちゃんと一緒で、ああ……琴ちゃんは、ずっと、うさぎちゃんだったんだな……、ずっとずっと、これからもきっと、セーラームーンなんだな、と胸が熱くなりました。セーラームーンの最後の相手になれて心から光栄に思います。琴ちゃん、うさぎちゃん、ありがとう。まさしく、親子でもカップルでも、おひとりでも、お友達とも、楽しめる、不変の、友情と愛がいっぱいの作品です。最後のセーラームーンの戦いを、どうか見届けてください。■水樹奈々(火球皇女役)まさか、子供の頃から大好きだった『美少女戦士セーラームーン』に参加させていただく日が来るなんて!本当に嬉しかったです‼火球の持つ芯の強さとしなやかさ、仲間を思う真っ直ぐな心、そして愛に溢れた包容力を声に乗せられたらと思いながら、愛を込めて、全力で演じさせていただきました。憧れの変身シーンは、気合満点です!(笑)。愛する世界を守り、愛する人達を取り戻す為、どんな苦境に追い込まれても抗い、自分の持つ大きな使命に負けることなく、前を向いて立ち向かうセーラームーンの姿に胸が熱くなりました。不安な状況が続く今だからこそ、より響くメッセージが沢山込められていると思います。大切な人達の為に戦う、セーラー戦士たちの気高く美しい勇姿を、ぜひ劇場で見届けていただけると嬉しいです!■三石琴乃(ちびちび役)ちびちびちゃんを担当する事になり大変嬉しく思います。彼女のルーツは90年代アニメとは全く違うので楽しみにしている所でもあります。原作準拠シリーズで今回のCosmosが一番難解なストーリーですので台本の言葉ひとつひとつを丁寧に感じながら読みました。凄いと思ったのは、髙橋知也監督がストーリーを踏襲しつつ90年代アニメのリスペクトをふんだんに散りばめて映像を完結させたこと。前後編必見だと思います。『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《前編》』6月9日(金)公開『劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《後編》』6月30日(金)公開※劇場販売第1弾ムビチケ前売券(カード)2月3日(金)発売開始(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
2023年01月24日人気シリーズ完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(庵野秀明総監督)のヒット御礼舞台挨拶が6月27日、東京・新宿バルト9で行われた。当初は2020年6月27日に封切られるはずだった本作。そのちょうど1年後、国内興収100億円到達を目前に控えたタイミングで、豪華キャストが集結した。会場に駆けつけたのは坂本真綾(真希波・マリ・イラストリアス役)、三石琴乃(葛城ミサト役)、山口由里子(赤木リツコ役)、関智一(鈴原トウジ役)、岩永哲哉(相田ケンスケ役)、岩男潤子(鈴原ヒカリ役)、長沢美樹(伊吹マヤ役)、沢城みゆき(鈴原サクラ役)、勝杏里(多摩ヒデキ役)。同シリーズの舞台挨拶に初登壇した坂本は、「私は『破』からの参加で、こうしてお邪魔するのは初めて」と喜びを語った。その坂本は「マリは謎が多いキャラクター。庵野さんからポツポツとヒントが降ってくる感じで、全部はおっしゃらないので、何となくの理解で止まっている。ダメ出しも含めて、ミステリアスな口調なので、全部が大事に聞こえて」とアフレコを回想。劇中で披露するセリフについて、「庵野さんから『いかりや長介さん風に言ってほしい』って(笑)。ググって調べたりした」と裏話も披露した。また『シンエヴァ』で結婚の事実が明かされたトウジ役の関は「幸せになります!岩男さんはずっとトウジのことを思ってくれて、幸せを祈り続けていた。一番逆転でハッピー、僕たち幸せだね」とニンマリ。妻・ヒカリを演じる岩男は「まず、生きていたのねってところで本当に感動して。14歳だった洞木ヒカリが28歳になり、トウジくんのお嫁さんになれて、かわいい赤ちゃんのお母さんになって、胸が打たれました」と感激しきりだった。同じく『シンエヴァ』で生存が確認されたケンスケ役の岩永は、「縁の下の力持ちとして、人と人の縁をつないだ」と役柄を語り、「碇(シンジ)の背中を押したり、孤独を抱えたアスカ(式波・アスカ・ラングレー)を精いっぱいの気持ちで救ったり」としみじみ。また、シンジとリョウジ少年の写真は「ケンスケが撮ったもの」だといい、「ミサトさんに渡すのは、これが最後かもとケンケンなりに考えて、2人にもっと笑えよと言ったのなら、思わずグッときちゃう。立派な大人になった」と振り返った。同日は前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年公開)をバージョンアップした『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333』との連結上映を実施。庵野秀明総監督全面監修のもと、全カット再撮影を敢行し、当時は表現できなかったより高精細な映像が実現しており、声優陣が同作についてもさまざまな思いを語った。三石は「(設定上)『破』から14年経っていたので、その間に何があったのか庵野監督に聞いたら、モヤっとした返事で。『まだ考えていないんだな』と思って(笑)、こちらで手探りしながら構築した」と当時を回想。『ヱヴァ:Q』でヴィレの旗艦、ヴンダーの艦長に就任し「艦長になった瞬間、『艦とともに逝くんだな』と…」とミサトの運命を悟ったことも明かした。また、両作品を比較し「『Q』は戦闘シーンばっかりで、(ミサトとして)つまんないなって(笑)。今回は母性も含めて、弾けるだろうと思ったし、期待通り、すてきなシーンに描いていただいた。『あー、ミサトが描かれた』ってうれしくなり、感激しました」と語っていた。また、盟友・リツコ役の山口は『ヱヴァ:Q』のアフレコ終了後、「あまりに重く絶望的で、現実に戻れなくなり、スタジオのトイレで泣いて泣いて」と告白。「リツコはすごく不器用なので、誰とでも仲良くはなれず、不幸な人生を歩んでいた。ミサトは唯一心を開ける同士であり、運命共同体。自分を認めてくれた唯一の人物なので、ミサトの勇気と強さに賭けてサポートをしたんだと思う」と25年続いた絆の強さを振り返った。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2度の公開延期を経て、2021年3月8日に異例の月曜日初日で封切られ、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(最終興収53億円)の初日興収対比123.8%、観客動員対比121.7%で首位デビューを飾ると、その後も順調に動員を伸ばし、公開14週目にして驚異のランクアップで再び首位を奪取。現時点で国内興収95億円突破、動員622万人を突破し、庵野監督が目標に掲げる“興収100億円”に向けたラストランをひた走っている。取材・文・写真=内田涼『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開中
2021年06月27日北川景子、永山瑛太共演による「リコカツ」の最終回が6月18日放送。フランス語を勉強する紘一が覚えようとする単語に「咲ちゃんへの愛情が見えて最高」などの反応が集まるとともに、ラストの“足元だけのキスシーン”も多くの反響が寄せられている。ファッション誌編集者の女性と古い価値観が当然だと思っている航空自衛隊航空救難団のエース隊員が、運命的に出会い交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚早々に離婚活動“リコカツ”を開始、一旦は離婚したものの…というストーリーが展開してきた本作。キャストは、ファッション誌編集者から人気作家の担当になった水口咲に北川さん、咲を救出したことがきっかけでプロポーズした緒原紘一に永山さん。咲の元カレで弁護士をしている青山貴也に高橋光臣。紘一の上官、一ノ瀬純に田辺桃子。咲が担当になった人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅。咲の母で乳がんが発覚した美土里に三石琴乃。美土里に離婚される咲の父・武史に平田満。夫と離婚し旅館で働くようになった紘一の母・薫に宮崎美子。元自衛官で超堅物だったが、離婚されてから薫と同じ旅館で働き始める紘一の父・正に酒向芳。咲の姉・鹿浜楓に平岩紙といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。改めて交際をスタートさせた咲と紘一は、いったん売りに出したマンションを買い戻そうとするが、事情を聞きたいと自らマンションにやってきた買い主はなんと水無月。嫌がらせで買ったという水無月は、自分に家賃を払って住み続けたらと提案する。そんななか咲は3年間のパリ研修の話を受けるかどうか悩んでいた。紘一にパリ研修のことを隠していた咲だが、紘一は水無月からパリ研修のことを聞いてしまい、咲に相談せず自衛隊に退職願を出す…というのが今回のストーリー。咲と一緒にパリに行こうと決めフランス語の勉強を始める紘一だが、覚えようとする単語が“生焼けだ”“半ライス”だったり、フランスパンの真ん中をいきなりかじるなど、どこかずれていて…そんな紘一に「紘一さんのフランス語練習かわいすぎる」「フランス語で生焼けwww単語のチョイスがwww」「フランス語で半ライス練習しとるの、面白すぎると同時に咲ちゃんへの愛情が見えて最高」などの反応とともに「お互い話し合いという形や時間を作りましょ??紘一さん咲さん」「お互いのこと思ってお互い勝手に先走っちゃうからダメなんよ」といった反応も。結局、大事なことは話し合おうということになり、紘一は自衛隊に残り、咲はフランスに行くことを決める。そして3年後、帰国した咲と紘一は改めて共に暮らし始める…というラストだった。再会し見つめ合う咲と紘一、キスしそうな雰囲気になるもなかなか踏み切れない紘一に、咲が背伸びして顔を近づける…足元だけが映された“キスシーン”にも「背伸びから…の咲さんも足元しか写さないところも全部良かった」「そこでキッスを映さないのもらしくて最高」「あえてキスシーンを映さずに婚姻届アップにしたの個人的に好き」など好感の声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年06月19日北川景子、永山瑛太共演の「リコカツ」9話が6月11日放送。高橋光臣演じる貴也に「ナイスアシスト!」、白洲迅演じる水無月に「熱い人だった」などの反応が集まる一方、咲にキスしようとしてしない紘一にも「しないのが2人らしい」などの声が送られている。ファッション誌編集者と自衛隊の航空救難団隊員…育ってきた環境も価値観も全く違う2人が“交際ゼロ日婚”するも、結婚即離婚に向けて“リコカツ”を始める。その後2人の両親も離婚して…という本作。キャストはファッション誌編集者から人気作家の担当になった水口咲に北川さん。自衛隊の航空救難団隊員で遭難していた咲を救出、その後プロポーズして結婚した緒原紘一に永山さん。咲の元カレで離婚した咲に再アプローチをする青山貴也に高橋光臣。咲が編集担当を務める人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅。紘一に好意を抱いていたが前回フラれた一ノ瀬純に田辺桃子。編集者の男性に金をだまし取られた咲の母・美土里に三石琴乃。旅館で働く紘一の母・薫に宮崎美子。咲の父・武史に平田満。紘一の父・正に酒向芳。咲の姉・鹿浜楓に平岩紙といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。咲は紘一と共有名義のマンションを売ることを決意。貴也が売却に関する諸々を担当することに。薫の働く旅館には正が現れ、働かせてくれと言い出すも、全然仕事ができない。武史は紘一を呼び出し、美土里から2千万をだまし取った立川のもとに乗り込むが、そこで美土里が乳がんであることを知ってしまう…というのが9話の展開。咲の元を訪ねた貴也は「家が売れた」と告げる。かすかに動揺したような表情をみせる咲に貴也は「もう誰とも結婚しないと言ったけど、それって一番好きな人とはもう結婚できないからじゃない? 離婚したから」と問いかける。紘一が一ノ瀬と交際してると思い込んで、もう引き返せないと答える咲に「咲はどうしたいの?」と告げる…。そんな貴也に「青山ー!偉いぞ青山!いいぞ青山!!」「元カレ貴也ナイスアシスト!」「確信をつくモトカレ」といった声が集まる。さらに水無月も咲を呼び出し、最後のページだけ空白の原稿をみせ、紘一との関係にちゃんと決着をつけてもらわないと結末が書けないと迫る。元の関係に今更戻れないと答える咲に水無月は「俺はあんたたち2人に、本当の愛が、本当に存在するんだってことを教えつけられた。見せつけられた!」と激昂、「それをいまさらくだらない嘘ついて、手遅れ!? そんなわけないじゃん!」と自分の想いをぶつける。これまでのクールなイメージから一転、激しい感情を露わにする水無月に「先生ってこんなに熱い人だったのね」「先生…一番感情出してる…!!」などの反応が上がるとともに「水無月先生が可愛すぎた・・・。キュンキュン~!」「小説家先生、紘一のことも結構お気に入りだったんだな」「水無月先生最初は嫌いやったけど好きになった」などの声も。2人に背中を押された咲は紘一を“最初にデートした場所”に呼び出し、紘一からプロポーズされたエスカレーターで、今度は咲が紘一に「紘一さんと一緒にいたい」と“再プロポーズ”する…。そして紘一は咲をハグ、見つめ合ってキスしようと顔を近づけるができず、もう1度ハグする…。キスしようとするがしない(できない)紘一にも「本心を伝え合えた後、あの場面でキスしない所が良き」「キスしないのが2人らしい」といった声が送られている。(笠緒)
2021年06月12日北川景子、永山瑛太が“結婚即離婚”夫婦を演じる「リコカツ」。その第8話が6月4日放送。口から滝のようにお茶をこぼし、街中で匍匐、古畑任三郎のモノマネにメッセージは“巻物”…永山さん演じる紘一に、SNSでは爆笑の嵐が巻き起こっている。遭難したファッション誌編集者と、彼女を救出した自衛官が“交際ゼロ日婚”するも、生活スタイルから価値観からすべてが合わず即離婚に向けて“リコカツ”を始めることに。さらに2人の両親まで離婚することになる…という本作。北川さんがファッション誌編集者から人気作家の担当になった水口咲を、永山さんが航空救難団隊員で父親も自衛官だった緒原紘一をそれぞれ演じるほか、咲の元カレでよりを戻そうとする青山貴也に高橋光臣、紘一に好意を抱いている上官の一ノ瀬純に田辺桃子、咲に自分と付き合うよう迫る人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅。咲の母・美土里に三石琴乃、紘一の母・薫に宮崎美子、咲の父・武史に平田満、紘一の父・正に酒向芳、咲の姉・鹿浜楓に平岩紙といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。咲と紘一が離婚し、貴也は結婚を前提に付き合うおうと咲に告白、連は紘一に対し「水口咲は俺がもらう」と挑発する。さらに青山から「咲さんにやり直そうと言いました」と言われた紘一は硬直、飲もうとしていたお茶を口から戻してしまう。大量にこぼれ落ちていくお茶に視聴者からは「お茶全部出たやん」「紘一さん、お茶こぼしすぎ」「うーーーわぁーーーー 綺麗な滝だな!!」「笑った笑った。滝のように口からお茶が流れてったよ」等の声が。さらに貴也が咲にふさわしい男か確かめるため、彼の行動を尾行。街中で匍匐するなど紘一は「レンジャー訓練が役に立った」と思っているようだが、不審すぎるその行動にも「自衛隊の知識をこんなとこで使うなw」「もう駄目、紘一さん面白すぎない!!?」「紘一さん今日フルスロットルやな」。さらに連のもとに行き、咲にふさわしいのは貴也だと告げ、身を引くよう迫る…。その場面で見せた“古畑任三郎”のモノマネにも「まさかの古畑任三郎 (笑)」「まさかの古畑さん(笑)」「すごい。瑛太が古畑任三郎になった」などの反応が続々。続いては咲と貴也をくっつけるため、無理やり引き合わせて食事させようとする紘一。レストランの店員に託したのはなんと“巻物”で、そこには達筆な“デイト楽しんで下さい”の文字が…これにも「巻物って古風にもほどがある笑」「デイトって何時代の人だよ(笑)」「メッセージが巻物は武士じゃなくて忍者」などのツッコミが殺到。一方、美土里がカラオケで「美少女戦士セーラームーン」のエンディング曲「乙女のポリシー」を歌うシーンにも「三石琴乃さんがリコカツで乙女のポリシー歌ってて興奮した」「三石琴乃が「乙女のポリシー」歌っとってファン歓喜」「実写セーラーマーズの家でアニメセーラームーンが歌ってるの凄い」などの感想が多数寄せられている。(笠緒)
2021年06月05日北川景子、永山瑛太の共演でおくる「リコカツ」の7話が5月28日放送。離婚した後もLINEでやり取りを続ける咲と紘一。咲からのLINEに速攻でスマホを見る紘一に「かわいい」の声が上がるとともに、一ノ瀬の告白を振り切る姿にも賞賛の声が上がっている。結婚して即離婚に向けて“リコカツ”を始めた夫婦と、その家族や周囲の人々を描く本作。キャストには遭難した際に紘一に救出され結婚するも、即“リコカツ”をはじめ、ついに離婚した水口咲に北川さん。航空自衛隊航空救難団メディック(救難員)で、咲を救出しその後プロポーズ、結婚するも離婚した緒原紘一に永山さん。咲の元カレで弁護士でもある青山貴也に高橋光臣。紘一に想いを寄せるあまり、咲に嫌がらせをする一ノ瀬純に田辺桃子。咲が編集担当になる人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅。夫の武史と離婚し編集者の男性と恋に落ちた咲の母・美土里に三石琴乃。美土里の夫で咲の父・武史に平田満。家を出て旅館で働き、夫に離婚届を突きつけた紘一の母・薫に宮崎美子。古い価値観に固執しすぎる紘一の父・正に酒向芳。咲の姉・鹿浜楓に平岩紙といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。咲と紘一が離婚したと知って正は薫も呼び出し、咲や美土里に謝罪するが、そこで美土里、薫だけでなく楓まで離婚しようとしていることが明らかに。紘一は実家に戻り正と暮らし始めるが、そんな彼のもとを一ノ瀬が訪ねてくる…というのが今回のストーリー。紘一の元を訪ね、煮物を作り過ぎたので食べて欲しいという一ノ瀬。紘一は彼女を家に上げ、正は一ノ瀬と将棋を指しその腕前を讃える。その後、一ノ瀬は自分が咲に離婚するよう提案したことを告白し謝罪するのだが…SNSでは一ノ瀬の行動に「筑前煮隊員が煮物持って攻めて来た~!」「謝るだけなら煮物なんて作らなくてもいいだろ。その裏も計算した上で謝罪してそう」などの声が殺到。一方、離婚した咲と紘一は、離婚理由を伝え合うLINEのやり取りを始める。LINEが来るのを待ちわびて、着信音が鳴った途端速攻でスマホを見る紘一に視聴者からは「距離ができて付き合いたての高校生みたいになってるのかわいい」「紘一可愛すぎいいいいいい」「LINEの返事めっちゃ待ってる紘一さん好き」「何このLINEのやりとり結局いい感じ」「意地張り合ってても、絶対紘一さんの方から歩み寄ってきてくれる!もう、好き~!!」といった声が。さらに忘れ物のシャツを実家に届けた帰りに、かつて一緒に食事した食堂で紘一と再会した咲だが、紘一と一ノ瀬が一緒にいるのをみて、その場を駆け出す。咲を追う紘一だが、一ノ瀬もその後を追い「お慕い申しておりました」と紘一に告白。しかし紘一は一ノ瀬を振り切り咲のあとを追う…この紘一の行動にも「上官の告白に動じることなく咲ちゃん追いかけるなんて素敵すぎる」「告白の直後に紘一さんが「失礼します」の一言だけで咲を追ってったことに溜飲が下がった」などの声も多数寄せられている。(笠緒)
2021年05月29日北川景子と永山瑛太が結婚早々離婚しようとする夫婦を演じる「リコカツ」。その6話が5月21日オンエア。咲に寄り添おうとするも身長差がありすぎて頭をぶつけてしまう紘一に絶賛の声が上がるとともに、ラストの“ロボット化”にも注目が集まっている。遭難したところを救助してくれた相手と“交際ゼロ日婚”した水口咲に北川さんが、咲を救出した航空救難団隊員で、自衛官一家の家庭に育ったため古い価値観に染まっていた緒原紘一を永山さんがそれぞれ演じ、価値観が合わず結婚即離婚を決意、“リコカツ”をはじめた2人と周囲の人々を描いてきた本作。共演には、咲の元カレで偶然にも紘一のジム仲間でもある弁護士の青山貴也に高橋光臣。紘一のことが好きな航空救難団副パイロットの一ノ瀬純に田辺桃子。咲が編集担当となる小説家の水無月連に白洲迅。離婚を決意した紘一の母親の薫に宮崎美子。妻を見下し続けてきた紘一の父の正に酒向芳。こちらも離婚を決意した咲の母・美土里に三石琴乃。浮気がバレた咲の父・武史に平田満といった顔ぶれ。もう1度やり直すことにした咲と紘一だが、咲は水無月に振り回され、連日徹夜で電話の相手をさせられており、紘一はその状況に不満を感じる。さらに紘一に異動の話が持ち上がり、救難団の仕事に誇りを持っている紘一は実家に引っ越したいと提案。仕事が大事な時だと反論する咲とケンカになり、再び2人は離婚を決め、咲は離婚届に署名、捺印する…という展開だった前回。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美土里と武史の離婚が決まり、咲は家を出て行った美土里を追いかけるが、彼女には新たな男性の姿が…。落ち込んで帰宅した咲に後ろから上着をかける紘一。紘一もまた薫と正の別れに立ち会った帰りだった。落ち込む咲に対し「こういう時、なんと言えばいいのか…」とかける言葉が見つからない紘一だが、咲は「いいの、そばにいてくれるだけで」と紘一の腕にもたれかかる。紘一も咲に寄り添おうとするのだが、身長差がありすぎて咲の頭に自分の頭をぶつけてしまう…。このシーンに「首!首!」「頭コツンと身長差に萌え」「咲さんと紘一さんは身長差、体格差が素晴らしいな」「身長差によるあのものすごく角度のある首のもたれかけ、めちゃくちゃいいよな」などの声が上がる。その後、咲と紘一の2人にも別れの時が訪れる。離婚届を持って家を去る紘一を追う咲。区役所の前で紘一に追いつくも、紘一は離婚届を出した後で、その指に結婚指輪もない。「今までありがとう」と無表情に言葉を発し、手を差し出す紘一。咲はその手を握る…長い握手のあと、「幸せになってくれ」と伝える去っていく紘一を見ながら、咲は号泣する。2人の“離婚”に「手の描写が素晴らしい…」「もう指輪無くて泣いた」「ドラマ中盤でこんなに泣かせてこないでよ」など悲しみの声が溢れるとともに、「こういちロボットになった!」「絋一、実はロボット?」「最後の紘一AIみたいで笑った」など“離婚後”の紘一の口調が気になる視聴者が続出している模様。「なんか隠そうとしてロボっぽくなってたんかしら」と、今後の伏線ではないかと予想する投稿も上がっている。(笠緒)
2021年05月22日北川景子、永山瑛太が共演する「リコカツ」の5話が5月14日放送。永山さん演じる紘一の“キス顔”に「可愛すぎ」「おもしろすぎ」などの反応が集中。またSNSには一旦はやり直そうとするも再び離婚に向かい始めた咲と紘一を心配する声も多数投稿されている。自由な家庭で育ったファッション誌編集者の水口咲は、弁護士の彼氏と失恋。その後雪山で遭難したところを航空救難団隊員の緒原紘一に救出され、2人は“交際ゼロ日婚”するのだが、自衛官一家に育ち古い価値観に染まっていた紘一とは、考え方も生活スタイルも合わず2人は新婚早々離婚を決意する…という本作。咲に北川さん、紘一に永山さん。2人のほか咲の元カレで弁護士の青山貴也を高橋光臣が、航空救難団副パイロットの一ノ瀬純を田辺桃子が、小説家の水無月連を白洲迅が、紘一の母親の薫を宮崎美子が、紘一の父の正を酒向芳が、咲の母・美土里を三石琴乃が、咲の父・武史を平田満がそれぞれ演じる。離婚を決意した咲と紘一だが、なんと薫も正との離婚を決意、家を出て温泉で働くことに。美土里も武史が浮気を堂々認めたことで離婚を決意。2人はそれぞれの親に自分たちの離婚話を切り出せなくなったしまう。さらに紘一に想いを寄せる一ノ瀬が咲に対し嫌がらせとも取れる行動をし始めて…というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。そんななか、咲と紘一は離婚せずもう一度最初からやり直そうとする。その頃紘一の実家に薫が帰宅。正に呼ばれ咲と紘一も実家に向かうと、薫は旅館で働いた給与明細を正に見せ離婚を迫る。翌朝、咲は薫から紘一の好きな料理の作り方を教えてもらい、紘一は美土里から離婚宣告されて落ち込んでいた武史を心配し咲の実家へ。だがそこには武史の浮気相手らしき里奈(中田クルミ)の姿が。さらに美土里から離婚届を託された貴也もやって来る。さらに咲が水無月に呼び出され、遅くまで話し相手をすることに…というのが今回のストーリー。やっと帰宅した咲を紘一が出迎える。武史からのお土産を開けようとしたところで、疲れ果て眠りこんでしまった咲をお姫様抱っこでベッドに運び、キスしようとマンガのようにくちびるを突き出す…「紘一可愛すぎやろ」「なんで、そこまでドキドキなの~紘一」「なんでそんなブサイクなキス顔できるんだよwwww」「紘一さんおもしろすぎ」など、紘一の“キス顔”に視聴者からの反応が集中。その後、紘一に異動の話が持ち上がり、基地に近い実家に引っ越そうと決意する紘一と、水無月連(白洲迅)から「新境地を開くような小説を書きたい」とチャンスを与えられたばかりの咲の意見は対立、再び2人は離婚を決め、咲は離婚届に署名、捺印する…というラストだった。このラストにも「紘一さんと咲さんの幸せを願ってやまない」「何とか離婚になりませんように!!!」など、視聴者からは咲と紘一の幸せを願う声が続々と投稿されている。(笠緒)
2021年05月15日北川景子、永山瑛太が結婚早々離婚しようとする夫婦を演じる「リコカツ」。その第4話が5月7日放送。妻の元カレと出くわした際の永山さん演じる紘一の“動揺”ぶりと、ラストの“優しいハグ”に多くの視聴者からの反応が集まっている。北川さんがファッション誌編集者の水口咲を、永山さんが自衛官一家育ち、自身も航空救難団隊員の緒原紘一をそれぞれ演じ、2人が“交際ゼロ日婚”したものの、新婚早々離婚を決意、2人は“リコカツ”を始めるのだが、ところがなんと2人の両親も離婚することになり、自身の離婚話を切り出せないまま共同生活を続けることに…という本作。2人をはじめ高橋光臣が咲の元カレで弁護士の青山貴也に、田辺桃子が紘一に憧れる航空救難団副パイロットの一ノ瀬純に、宮崎美子が紘一の母親の薫に、三石琴乃が咲の母・美土里にそれぞれ扮する。また今回より咲の父・武史役を平田満が演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回の4話は美土里が咲と紘一の部屋で自分の誕生パーティーを開くと言い出し、青山、一ノ瀬らも招かれる…というストーリー。咲と紘一が帰宅すると家に咲の元カレ・貴也が。美土里が弁護士である貴也に自分の離婚を相談したのがきっかけだったが、2人に面識があると知った美土里は、貴也が咲の元カレであることを話してしまう。さらに咲と貴也が最近も2人で会っていたことを知ると、インターホンのボタンを連打。その後も自分の部屋でトレーニングチューブを齧るなど謎の行動を見せる…。そんな紘一に「俺様紘一がダメージ食らってるの愉快」「ショックの受け方が独特すぎる(笑)」「チューブ噛む瑛太無理すぎるwwwwwwww」「咲ちゃんの元彼に傷ついてちゃんと好きじゃん。そういう紘一可愛い」などの声が上がる。パーティーの終わり、美土里は武史からもらった花束を突き返し、武史との離婚を宣言。そんな2人を見て「やっぱり寂しいね。戻る家がなくなるって」と涙を流す咲を、紘一は「もういい」と抱きしめ、「離婚はやめよう。君が傷つく姿をもう見たくない」と、号泣する咲を「君を1人にはしない」と再び抱きしめる…という展開に。「どんどん相手のこと考えられる人になってる…」「紘一さん今まで荒っぽかったのに今日は優しいハグだった。瑛太さんにきゅんだった」「1話では、グワッってサンドバックに抱きついたのか?ってハグをしてた人が、布で包むようなハグをするの、ほんとにずるい」など、紘一のハグの変化に注目したコメントも数多く寄せられている。(笠緒)
2021年05月08日「クセが強い」「圧が凄い」から、1周回って「可愛い」「キュンとする」といわれている金曜ドラマ「リコカツ」の永山瑛太。北川景子演じるファッション誌編集者の咲と運命的に出会い、交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚早々に離婚活動=“リコカツ”をスタートさせる夫・緒原紘一を好演している。かつて、情に厚くケンカの強い探偵役を演じた「ハロー張りネズミ」(2017)でも“身体が大きくなった”と感じたが、航空自衛隊航空救難団のエース隊員としての役作りで今回はバリバリに鍛えて“仕上がって”いる永山さん。その上、絵に描いたようにカタブツな紘一のキャラクターの振り切れ具合と、低く野太い声で声高々に叫ぶ時代遅れともいえる夫婦観・家族観は、“イマドキ”な家風で育ってきた咲とあまりにも対照的で、本作のキーポイントとなっている。すべてが噛み合わない2人がなぜ結婚!?リコカツを機に本当の恋愛が始まる、ひと味違った大人のラブストーリーとなる今作。雪山で遭難した咲を航空救難団メディック(救難員)の紘一が救助したことがきっかけで、2人はいわゆる吊り橋効果のドキドキから盛り上がり、“交際ゼロ日婚”。その結婚式は、幸せそうな再現VTRから幕を開ける。だが、翌日。咲は早朝4時に起床ラッパの音で起こされ、紘一から緒原家の家訓、例えば「一、至誠に悖るなかりしか」、つまり誠実さや真心、人の道にそむくことはなかったか…などなどを唱和させられる。紘一はシンプルかつ合理的な質実剛健を好み、朝食はご飯とみそ汁、焼き魚に漬物といったザ・和食派ながら、咲はパン派で料理も得意なほうではない。ファッションやインテリア、何から何まで噛み合わない2人は、売り言葉に買い言葉で離婚を決断する。彼からすれば咲の家族は、父・武史(第4話より平田満)は広告代理店を退職し悠々自適で浮気、母・美土里(三石琴乃)は華やかなインフルエンサーとして人気を集めており、「個人主義でバラバラ」に見えている。頑張り屋で自立している咲だが、幼少の頃から容姿ばかり褒められ、地道な努力や実績をきちんと認めてくれる人は元カレ・青山貴也(高橋光臣)以外にはあまりいなかった様子。だからこそ、成果が目に見えるいまの仕事を大切にしており、28歳から33歳まで5年間交際しながら結婚に興味のなかった貴也が恋しくなってきてしまう。そんな咲にとって、紘一はこれまでに出逢ったことのないタイプだ。紘一の同僚によれば、彼は“後れてきたサムライ”。その結婚観は夫唱婦随で、「古来から男は女を守るもの、女は陰になり日向になり、あうんの呼吸で男を支える」というもの……。なのに、咲が結婚相手の決め手になったのは“外見が超一流だったから”と咲が最も気にしている容姿だったと口を滑らせている。どう考えても「可愛い」要素はないのだが、毎朝4時起きで1時間半かけて茨城の職場まで通うのは、都心の出版社に勤める咲に遠距離通勤はさせられない、もし自分の身に何かあったときのために咲の実家に近い場所を自宅に選んだという。義母・美土里からも「感動しちゃった」と言わせる優しさを、自然に持ち合わせているのが紘一だ。そして、咲が仕事で参ってしまい、大嫌いな雨の中を歩くときにはそっと傘を差し出す。「なんで離婚するのに、そこまでしてくれるの?」「まだ君の夫だ」というやりとりは彼のカタブツさの延長線であるものの、大きな傘のような包容力を感じさせた。暇さえあれば体を鍛えているだけあり、「ラルフローレン(RALPH LAUREN)」のスーツを着てもシルエットがきれいに決まり、そんなギャップもまた紘一の萌え要素となっている。“全員離婚家族”の鍵を握る、価値観のアップデート永山さん主演×離婚ものといえば、坂元裕二脚本の「最高の離婚」(2013)の濱崎光生役が思い出される。潔癖症で理屈っぽく、あまりに四角四面な性格ゆえ、妻(尾野真千子)から離婚させられた役どころだった。弁の立つ皮肉屋は、永山さん(当時は瑛太)が俳優として注目を集めるきっかけとなったドラマ「WATER BOYS」(2003)のころからお手のもの。その後も「オレンジデイズ」や「のだめカンタービレ」から大河ドラマ「西郷どん」まで、数々の話題作に出演してきたが、最新映画『HOKUSAI』では老齢の北斎に感銘を受ける武士・柳亭種彦役に、『友罪』瀬々敬久監督と再び組んだ『護られなかった者たちへ』も控えており、アーティストも、“元・少年犯”も、公務員役も演じ分けられる稀有な存在となった。今作では、「若い頃にCMでご一緒したり、イベントで豆まきをした」ことはあれど「お芝居でガッツリご一緒するのは初めて」と語る北川さんと初共演だが、息はぴったり。第3話、紘一の母・薫(宮崎美子)が働く箱根の温泉旅館のインスタをベッドに並んで覗いている姿などは、とてもリコカツ中の夫婦には見えない。離婚届を置いて家を出た、“緒原さんの奥さん”でも“紘一くんのお母さん”でもない薫の輝きぶりを目の当たりにして、その生き方を“カタブツ”紘一が認められるようになったのは、「価値観を押しつけないで」という咲との歯に衣着せぬ言い合いがあったからこそ。彼に輪をかけた“カタブツ”の父・正(酒向芳)を「夫婦で妻だけが我慢するなんておかしい」と説得しながら、紘一自身も納得していく。この素直で一本気なところは、あの光生とは大きく異なる点だろう。その上、薫を連れ帰らなかったことを正に責められたときには、今度は咲からの「まだあなたの妻だから」との言葉に励まされ、思わずぎこちないバックハグを繰り出した紘一。「まだ君の夫だ」とは逆のパターン!その場面に毎回、米津玄師の「Pale Blue」が重なるのだ。「ずっとずっと…」と切なく繰り返す米津さんの詩は、離婚を決めたはずの2人の相反する気持ちに寄り添ってしまう。効果的に起用され、楽曲とドラマ双方の大ヒットに繋がった「アンナチュラル」や「MIU404」を思い起こさせる粋な演出。これぞ“エモい”という感情が、観る者にも湧き上がる。自分を縛りつけていた価値観から、紘一、そして咲が解放されていく姿は今後も見どころとなるはず。また、それぞれ世界は違っても、仕事への情熱、使命感や達成感は互いに理解できるほどの経験値を2人は重ねている。もっとも、咲が文芸部に異動させられたことで波乱は起きていくだろう。恋愛小説家・水無月連(白洲迅)の登場に、紘一に思いを寄せる同僚の一ノ瀬純(田辺桃子)、咲の後輩・三本木なつみ(大野いと)も関わっていきそう。何より今作は、“全員離婚家族”がキャッチコピー。薫と正、美土里と武史という親世代の熟年離婚に、小学生の娘がいる咲の姉・鹿浜楓(平岩紙)だって離婚寸前っぽい!?ゴールインといわれる結婚が決して幸せになるためのゴールではないことを、そんな彼らが伝えてくれるに違いない。第4話リコカツが着実に進行中…!?紘一の実家の騒動を機に初めて気持ちが通じ合えた紘一と咲。夫婦仲良く帰宅すると、家にはなぜか咲の元カレである貴也がいた!咲の母・美土里が、弁護士である貴也に自分の離婚を相談したのがきっかけだったが、貴也はそこが元カノ・咲の新居であり、その夫がスポーツジムで仲良くなった紘一だと知り、凍り付く。そして、この一件を機に、再び咲と紘一の間に距離ができてしまう。翌日、咲は異動になった文芸部に初めて出勤し、若者に絶大な人気がある“恋愛のカリスマ”と呼ばれる小説家・水無月連の担当を命じられる。しかし、その言動は身勝手極まりないもので、異動して早々に仕事にも暗雲が立ち込めていた。一方、紘一は紘一なりの思いで、咲との離婚を真剣に考え始めていた。そんなとき、美土里が自分の誕生日パーティーを咲たちの新居で開くことを勝手に決め、知り合いに招待状を送る。そのパーティーで再び咲と紘一と貴也が顔を合わせ、さらに紘一に思いを寄せる同僚の隊員・純もやって来て…。金曜ドラマ「リコカツ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2021年05月07日北川景子と永山瑛太が離婚を目指す夫婦を演じている金曜ドラマ「リコカツ」。北川さん演じる咲の父・水口武史役として出演していた佐野史郎の体調不良を受けてキャストが交代、第4話(5月7日放送)より平田満が演じることになった。北川さん演じるファッション雑誌の優秀な編集者で、現代的で自由な家庭で育った咲と、永山さん演じる航空自衛隊・航空救難団のエース隊員で、厳格な自衛官一家で育ってきた緒原紘一。自由奔放と生真面目。まるで正反対な2人は、運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚。幸せな新婚生活が始まると思われたが、互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が食い違い、離婚に向けた活動=リコカツをスタート。だが、2人の家族もまた離婚の危機を迎えている、という物語。咲の父・武史も咲の母・美土里(三石琴乃)に浮気がばれ、美土里が咲と紘一の新居に転がり込んでくる…というところまで描かれていた。この度、体調不良により降板となった佐野さん本人からも視聴者や、出演者、スタッフに向けたメッセージが到着している。佐野史郎からのメッセージ金曜ドラマ「リコカツ」、第3話までご視聴いただき、本当にありがとうございました。 このたび、思いもよらぬ腎臓機能障害の発見により、急遽、入院せざるをえない状況となり、水口武史役を 続投することができなくなってしまいました。プロの俳優として恥ずかしい限りです。ですがその中で、愛する水口武史役を平田満さんが快くお引き受けくださるとうかがい、大変ありがたく、うれしく、心より感謝いたしております。この先のみなさまとの現場でのやりとりを、心底楽しみにしておりましたが、これからの平田満さんに宿る武史は、きっと、もっと、愚直で、切なくなるんだろうな~なんて想像しています。美土里、咲、楓、梓、紘一くん、正さん、薫さん、そして、里奈ちゃん、咲の元カレの貴也くん、自衛隊員のみなさま、出版社のみなさま、連先生…出演者のみなさま、植田博樹プロデューサー、坪井敏雄監督はじめスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!「リコカツ」が、視聴者のみなさまはもちろんのこと、ドラマに関わるすべてのみなさまの幸せにつながるよう、心より願っております。ワタクシも、少しでも関わらせていただいた者として、快復に向けてご利益にあやかりたいと思っておりま す。「リコカツ」に参加させていただけて、本当にうれしかったです!! 「リコカツ」、最後までお楽しみいただけますよう!!このたびは、大変申し訳ございませんでした!!金曜ドラマ「リコカツ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月04日北川景子、永山瑛太が共演する「リコカツ」の3話が4月30日放送。三石琴乃演じる美土里の“着信音”に注目した視聴者からの投稿が殺到するなか、北川さん演じる咲のセリフと永山さん演じる紘一の“バックハグ”に感動の声も続出している。自由な家庭で育った自分に正直なファッション誌編集者の女性が、厳格な自衛官一家で育ち古風な価値観に染まった航空自衛隊航空救難団のエース隊員と交際ゼロ日婚するも、新婚早々、離婚活動“リコカツ”を始める…というストーリーの本作。元カレに結婚の意思がないと知り別れ、雪山で遭難した際に救出された救難員からプロポーズされ結婚した水口咲を北川さんが、航空自衛隊航空救難団メディック(救難員)で、咲を救出しその後夫となった緒原紘一を永山さんが演じるほか、咲の元カレで優秀な弁護士、紘一と同じジムに通う青山貴也に高橋光臣。、咲を山中に置き去りにするほどに、紘一に想いを寄せている副パイロットの一ノ瀬純に田辺桃子。夫の浮気に嫌気がさし咲と紘一の新居に転がり込んでくる咲の母、美土里に三石さん。美土里の夫で咲の父、武史に佐野史郎。自分の人生を歩みたいと離婚届を置いて家を出た紘一の母、薫に宮崎美子。堅物すぎる紘一の父、正に酒向芳。咲の姉で小学2年生の娘を持つ主婦でもある鹿浜楓に平岩紙。咲の後輩で良き相談相手でもある三本木なつみに大野いと。ネットで小説を発表して有名になった人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。薫が箱根の温泉旅館で働いていることがわかり、迎えに行くことを拒否した正にかわり、紘一と咲が休暇を取って会いに行くことに。そんななか美土里が咲と紘一の新居にやってきて「ここに住む」と言い出す。武史と離婚すると言い出す。周囲から新婚旅行と冷やかされながら旅行が楽しみな2人。箱根の旅館に到着した紘一と咲は、これまでになく生き生きした表情で働く薫の姿を見る…というのが今回のおはなし。咲と紘一の新居で同居をはじめた美土里のスマホが鳴る…その着信音に「着信音エヴァww」「お母さんのBGMがエヴァ(笑)」「ママの着信音、エヴァかよwwww」といったツッコミが殺到。美土里役の三石さんが“エヴァ声優”であることにちなんだ“ネタ”に多くの視聴者が沸き上がる。また今回は終盤で咲が「私、まだあなたの妻だから」と言い、それを聞いた紘一が咲を抱きしめるという、前回までとは逆パターンの展開に。咲が思わず息苦しくなるほど強く抱きしめてしまう紘一の“不慣れバックハグ”に「最後のハグ 、慣れてなさすぎてかわいかった」「慣れてない感じ可愛すぎ(笑)腕の中にすっぽりおさまりすぎてさらにきゅんきゅん」などの声が上がっている。(笠緒)
2021年05月01日北川景子と永山瑛太が結婚早々離婚しようとする夫婦を演じる「リコカツ」の2話が4月23日放送。永山さんのスーツ姿に「バチバチに似合う」など絶賛の声が殺到。さらに前回に引き続き紘一の「まだ君の夫だ」というセリフにも数多くの反応が寄せられている。北川さん演じる優秀なファッション誌編集者の水口咲と、永山さん演じる自衛官一家育ちで自身も航空救難団隊員である緒原紘一が“交際ゼロ日婚”したものの、互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が食い違い大喧嘩に。新婚早々離婚を決意、2人は“リコカツ”を始めることに…という本作。北川さん、永山さんのほか、高橋光臣が有能な弁護士で咲の元カレの青山貴也に、田辺桃子が紘一に憧れる航空救難団副パイロットの一ノ瀬純に、大野いとが咲の後輩社員で良き相談相手でもある三本木なつみに。武田玲奈が咲にパワハラされたと訴えた中谷ユミ。宮崎美子が離婚を決意した紘一の母親の薫に。三石琴乃が咲の母、美土里に。佐野史郎がゴルフ教室で知り合った女性と浮気する咲の父、武史にそれぞれ扮する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。咲は編集長の大崎(松永天馬)からラルフローレンの新連載の企画を聞く。連載を依頼する吉良夫妻を招いてパーティーを開くから咲にも夫婦で出席してほしいと言われ、パーティーは苦手だと渋る紘一を説得する咲。数日後、紘一は隊長の重森(菅原卓磨)から恒例のバーベキュー大会に夫婦で参加するよう念押しされる。しかしパーティーとバーベキューの日が同じだったことが判明、2人は大げんかに…というのが今回のストーリー。パーティーに行くため紘一のスーツを見立てる咲。試着室から現れた紘一に視聴者からは「スーツがバチバチに似合うな」「瑛太さん短髪+スーツ姿が似合う」「瑛太スタイル良くて顔小さいからスーツ似合うなぁ」など、演じる瑛太さんのスーツ姿に絶賛の嵐が巻き起こる。結局紘一はパーティーに現れ、そのお返しに咲もバーベキューに向かう…のだが、後片付けの際、純に山中に連れて行かれ、そこに置き去りにされてしまうという展開に。「いやいや、、怖い怖い怖すぎる」「健気な子だと思ってたら酷い」など純の“裏の顔”に恐怖の声も。そしてラストは前回同様、紘一が咲を救出し、咲から「私たち離婚するのに」と言われ、「まだ君の夫だ」と紘一が返すという流れに。こちらにも「これが毎回決め台詞として使われるのかな?」「なるほど、毎回このセリフで締まるのですな」「最終回まで決め台詞でいて欲しい」といった反応が視聴者から寄せられている。(笠緒)
2021年04月24日北川景子、永山瑛太が共演する金曜ドラマ枠「リコカツ」が4月16日スタート。永山さん演じる紘一の“カタブツ”ぶりに「面白すぎる」などの声が殺到。北川さん演じる咲の母親役で出演した三石琴乃にも注目が集まっている。現代的で自由な家庭で育った自分に正直なファッション誌編集者の女性と、厳格な自衛官一家で育ち古い価値観が当然だと思っている航空自衛隊航空救難団のエース隊員が、運命的に出会い交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚早々に離婚活動“リコカツ”を始める…という本作。マジメで頑張り屋だが幼少の頃から容姿ばかり褒められ、地道な努力をあまり認められたことがないファッション誌編集者の水口咲に北川さん。航空自衛隊航空救難団メディック(救難員)で、絵に描いたようなカタブツ人間の緒原紘一に永山さん。有能な弁護士で咲の元カレの青山貴也に高橋光臣。咲の後輩で良き相談相手でもある三本木なつみに大野いと。密かに紘一に憧れている航空自衛隊航空救難団副パイロットの一ノ瀬純に田辺桃子。咲に不満を持っている後輩の編集部員、中谷ユミに武田玲奈。美に関するエッセイでベストセラー作家となり、インフルエンサーとなる咲の母、美土里に三石さん。その夫で咲の父、武史に佐野史郎。紘一の母、薫に宮崎美子。父の正に酒向芳といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雪山で遭難した咲を紘一が救助したのがきっかけで運命的に出会い“交際ゼロ日婚”した2人だが、結婚式の翌日。咲は早朝4時に起床ラッパの音で起こされ、紘一から緒原家の家訓を唱和させられる。さらに休日、紘一の提案で外食することになったが、ファッションから店選びまで何もかもセンスが違う紘一に咲の不満は爆発。紘一も「思っていた結婚生活と違う」と大喧嘩になり離婚しようということに。離婚を考えていることを緒原家の食事会で紘一の両親に話そうとする2人だが、薫の口から正と「離婚する」と言われてしまい、自分たちの離婚話を切り出せなくなってしまう…というのが1話のストーリー。紘一の“カタブツ”ぶりに「瑛太さん、ゴルゴ13出来そう」「瑛太の圧が強いwww」「瑛太が凄すぎて面白い」「瑛太がおもしろすぎて、内容が入ってこない」などの声が殺到。永山さんのコミカルな演技に賞賛の声が集まる。また先の母、美土里役で出演した三石さんに「「リコカツ」からミサトさんの声が聴こえた‥?と思ったらやっぱり三石琴乃さん!」「三石琴乃さんが北川景子の母親で全く違和感ない美貌なのがすごい」などの声も多数。「セーラームーン三石琴乃さんがお母さん セーラーマーズ北川景子さんが娘 なんというエモ設定」「なんという神すぎる組み合わせ」と、アニメ版セーラームーン役の三石さんと、実写版でセーラーマーズを演じた北川さんの共演に沸く視聴者の反応も投稿されている。(笠緒)
2021年04月17日人気声優の三石琴乃が、北川景子主演のホームドラマ「リコカツ」に出演することが分かった。本作は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を、“リコカツ”というキーワードを通じて描き出す、離婚するかもエンターテインメント。三石さんは、「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ/セーラームーン役や、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役、「ドラえもん」ののび太のママ役などでお馴染みのベテラン声優。初の連続テレビドラマレギュラー出演となる今作では、咲(北川さん)の母・美土里を演じる。彼女は、美に関するエッセイ本がベストセラーとなり、世間から美魔女モデルと呼ばれ、インフルエンサーとして人気を博している人物だ。「熟考の末お受けさせていただいたのですが、台本を読んでまさかの大役だと初めて知ったんです! それからはずっとプチパニックで、名だたる名優の方々と一緒にお仕事できる現実に興奮しっぱなしです」と心境を明かした三石さんは、「実生活では避けたい『離婚』がこのドラマの表テーマですが、どの世代にも誰にでもある自分の人生を悔いなく生きたいという気持ちを、繊細に、時に大胆に描くドラマだと思います。主人公・咲や周りの人物に共感して巻き込まれて、一緒に未来を見つけて欲しいと思います」とメッセージを寄せている。ほかにも、咲や紘一(永山瑛太)の家族を演じるキャストを発表。咲の父・水口武史役には佐野史郎。大手広告代理店勤務だった武史はちょっと前に定年退職したが、いまも現役時代の名刺を使う見栄っ張りな一面も。咲の姉・鹿浜楓役には平岩紙。小学生の生意気な娘を持つ母で、とある秘密を抱えている役どころ。また、厳格な自衛官一家で育った絵に描いたようなカタブツ人間である紘一の父・緒原正役には酒向芳。元自衛官で頑固者で昭和的な古い価値観を未だに持ち続け体現しており、紘一にも厳しくあたる人物。そんな封建的な夫を支える妻・薫役には宮崎美子。優しく明るい笑顔のしっかり者で、正とは一度もケンカをしたことがないが、ずっと秘密にしていることがあるというキャラクターとなっている。キャストコメント佐野史郎金曜ドラマという枠は、自分にとってドラマの原点というか、特別な思いがあります。『ずっとあなたが好きだった』『誰にも言えない』『ダブル・キッチン』など90年代を緑山スタジオで共に過ごしたプロデューサーの植田さんたちと、またご一緒させていただけることになり、歳を重ねて実家に帰ってきた思いです。時の流れが実人生とも重なります。広告代理店を定年したのに、まだそこにしがみついて自立できていない弱い男を演じるのですが、組織に依存して働いてきた男が、それがなくなった時にどう生きていくのか? 他者に依存していたら大変な目に遭うぞ、ちゃんと自分で考えなさい、というメッセージを感じました。さらに、離婚問題を通して、家族とは何だろう? 夫婦、恋人、親子、自分にとって何が大切なのか? と考えることになるのですが・・・。年齢に関係なく、会話やコミュニケーションを大切にすることを忘れてはいけないとドラマを通じて感じています。人生において、抗えないことが起きてしまったとき、それをどう受け止めるか。時代を超えても変わらぬメッセージが込められている、大切なホームドラマとなりそうです。酒向芳昔、ドラマで見ていたような父親をこの時代に体現できることに魅力を感じています。このお父さんが鶴田浩二さんだったら素敵だろうな? とか、今日は藤岡琢也さんかな? とか。時代、時代で見てきた日本のお父さん、いろんなお父さんが、たくさん僕の中にはいるので。そういう方の力を借りてやらせていただけるのは楽しいですね。僕は僕なりのお父さんしかできませんけど、父が戦争に行った軍人だったので、厳格さという意味では昭和の男の面影は自分の中に残っているのかもしれません。「自分の何が悪かったんだ」という台詞が出てくるのですが、すごく親身に感じました。うちの親は大丈夫かな? 兄弟の夫婦はうまくいっているのかな? 同世代の人にも伝わるものがあればすごくうれしいですし、若い世代にとってはこの先、体験することですからね。順風満帆に結婚して、そのまま一度もケンカをしないで終わるという事はなかなかないと思いますから。このドラマは、夫婦になった時の何かこう・・・資料みたいな(笑)。人に優しくなることを考えられるのではないかと思います。宮崎美子「リコカツ」は初めて聞いた言葉でしたが「婚活」があるのだから、あってもおかしくないなと。お互いのより良き再スタートのために準備するのは良いことですよね。離婚を考える夫婦の言い出した方も言われた方も、どちらかが一方的に悪いわけではないと思います。そういう状況になるのは、お互いに原因があるはず。夫婦の問題点を改善しようとしたのか? そうしてきたら、こうならなかったのではないか? なんて、考えてたら大変なので、何も考えずに一歩踏み出すのも良いのかも。瑛太さんと酒向さんとは初めての共演で、どんな方なのか楽しみです。酒向さんは一見強面ですが、実は笑顔が可愛い方。そんな笑顔をこのドラマの中で見られることがあるのか、無いのか。それぞれの年代の夫婦のリアリティをお見せして共感を得られたら良いなと思います。平岩紙初めにお話をいただいた時は北川景子さんのお姉さん役!? と驚きましたが、久々に共演させていただくことがうれしいです。そして、素敵で面白い両親! この一家は、フランクでありドライであり、自我も強い。各々がこの先どのような選択をしていくのかは、まだ分かりませんが、未来のために明るい選択をして、どんな形になろうとも結局ずっと仲良しな、風通しの良い家族なんだと思います。楓の一人娘とは親友のような関係。娘とバディで楽しく演じていけたらと思います。素晴らしい皆様に囲まれ、撮影させていただける事に感謝しております。三石琴乃植田プロデューサーからテレビドラマ出演のオファーをいただき、主人公の母親役と伺っていました。熟考の末お受けさせていただいたのですが、台本を読んでまさかの大役だと初めて知ったんです! それからはずっとプチパニックで、名だたる名優の方々と一緒にお仕事できる現実に興奮しっぱなしです。『リコカツ』に出てくる各家族のみんな個性的で、それぞれがそれぞれの、迷いながらも本気で明るい未来を探している、とっても素敵なホームドラマです。笑いやあたたかさの中にも、日本では“妻たるもの慎み深く、家族のために尽くすこと”が美徳とされていますが、それに正面から勝負を挑んでいる潔さを感じました。実生活では避けたい「離婚」がこのドラマの表テーマですが、どの世代にも誰にでもある自分の人生を悔いなく生きたいという気持ちを、繊細に、時に大胆に描くドラマだと思います。主人公・咲や周りの人物に共感して巻き込まれて、一緒に未来を見つけて欲しいと思います。金曜ドラマ「リコカツ」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月03日“3週連続エヴァンゲリオン”が放送中の「金曜ロードSHOW!」。明日1月29日(金)は、第3作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q TV版」を本編ノーカットで放送する。「:Q」は、14年の歳月を経て目覚めたシンジは、ミサトら元ネルフ職員が新たなクルーを加えて結成した反ネルフ組織“ヴィレ”の戦艦AAAヴンダーにいた。初号機から発見されたのはシンジひとり。だが、EVA Mark.09からレイの声を聞いたシンジは、ネルフへと向かう。そこで出会った渚カヲルに導かれ、変わり果てた大地の姿を見たシンジは、レイを救出したことをきっかけに“ニア・サードインパクト”が起き、地球に甚大な被害を与えたことを知る――というストーリー。また放送では、公開延期が発表された最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のTV初公開となる予告編も登場。期間限定公開だったIMAX上映『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333 YOU CAN(NOT)REDO.』でしか観られなかった、葛城ミサト(CV.三石琴乃)のナレーションによる30秒の映像だ。そして前2作に引き続き今週も、キャスト陣から番組だけのオリジナルメッセージが届く。なお、番組公式サイトでは、基本設定やキャラクターを紹介する特別VTR「イチからわかるエヴァンゲリオン」を公開中。放送中のデータ放送でも、用語やキャラクターの解説を掲載しており、初心者でも楽しめる。金曜ロードSHOW!「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q TV版」は1月29日(金)21時~日本テレビ系にて放送。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定
2021年01月28日1月8日公開の劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal』の公開直前プレミアイベントが6日、都内で行われ、菜々緒のほか、三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里が登場した。1991年から1997年に漫画誌『なかよし』で連載され、1992~1997年にはTVアニメシリーズが放送されて社会現象を巻き起こした武内直子作の『美少女戦士セーラームーン』。25年ぶりの映画版となる本作は新シリーズ初の劇場版で、TVアニメシリーズからセーラームーン/月野うさぎを演じ続けている三石琴乃をはじめとするセーラー戦士の声優陣が登場するほか、セーラー戦士たちの前に立ちはだかるラスボスのデッド・ムーンの女王ネヘレニアを菜々緒が演じている。無観客で行われたこの日のイベントには主演の三石琴乃や菜々緒ら声優陣が勢揃い。幼い頃からセーラームーンが憧れだったという菜々緒は「ありきたりの感想ですが、本当にうれしいです。セーラームーンが大好きで、幼なじみの佐藤かよとセーラームーンごっこをしていました。そんな作品に自分が携われるなんて夢にも思いませんでした。そういう熱い思いや愛が反映されたのかなと思うと、世界一セーラームーンを愛していたんだと思います」と語った。幼き頃に佐藤と遊んだというセーラームーンごっこでは「セーラームーンを絶対に譲らなかったらしいです。(セーラームーンじゃなければ)やらない! というぐらい(笑)。私は常にうさぎちゃんヘアをしていたんですが、髪の毛が決まらないとずっと泣いていたと大人になってよく言われました」とセーラームーン愛のエピソードを。また、菜々緒自身にとってのセーラームーンは「色んなことを教えてもらったので教科書みたいな感じです。友情や絆、一人ひとりの葛藤など自分に重なることもあったので、教科書みたいな存在ですね」と回答し、「大変な状況だったりしますが、戦士たちの頑張りや一生懸命さを見て元気や勇気がもらえるんじゃないかと思います」と力を込めた。菜々緒は、劇中でセーラームーン戦士たちに立ちはだかるラスボスというヒール役を演じている。「お芝居はほとんど悪役が多いので、その集大成と言いますか、今までやってきたことを見てくださったからネヘレニア役をいただけたと思います。ネヘレニアをやらなければうさぎちゃんと対話する世界は私の中で生まれなかったので、この大役をいただけてすごく光栄に思っています」と感謝の言葉。菜々緒についてスーパーセーラージュピター/木野まこと役の小清水亜美は「アフレコで一緒に掛け合いはできませんでしたが、すごくお上手でビックリしました。今後もやって欲しいです」とお墨付きを与え、月野うさぎ役の三石も「こうしてお会いできて本当に嬉しいです。みんなが月野うさぎちゃんであり、みんなのセーラームーンなんだなと大人になった乙女たちに会うとよく感じます。それで良いんだと思います」と菜々緒のセーラームーン愛を目の当たりにして笑顔を見せていた。劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal』は、〈前編〉が1月8日より〈後編〉が2月11日より全国公開。
2021年01月08日90年代を代表する、世界中の女の子たちを夢中にさせた少女漫画いえば、「美少女戦士セーラームーン」。そして2021年、なんと25年ぶりの新作映画として劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』が前後編で公開されることが決定! 原作4期「デッド・ムーン」編をベースに、悩みや迷いを通して成長するセーラー戦士たちの姿と、ちびうさの初恋が描かれるストーリーに、現役の少女たちもあの頃の少女たちも、夢中になること間違いなしだ。そして今日は「美少女戦士セーラームーン」と言えばこの人、主人公・スーパーセーラームーン/月野うさぎのキャラクターボイスを演じる三石琴乃さんに、作品の裏話、「美少女戦士セーラームーン」の色あせない魅力について語ってもらった。自分の劣等感と向き合ってセーラー戦士たちは強くなるんですーー「美少女戦士セーラームーン」の劇場版が映画館で上映されるのは、95年の「美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士終結!ブラック・ドリームホールの奇跡」以来です。25年の歳月を経て、スクリーンにうさぎちゃんたちが登場することへの感想を教えてください。今の素晴らしい音響設備と大画面で、うさぎちゃんたちが活躍するっていうのは、今から楽しみでなりませんね。ーー脚本を読まれてまず感じたことや、印象的だったシーンを教えてください。“夢”というのが大きなひとつのテーマになっているのですが、ムーン以外4人のセーラー戦士たちが、心の奥にある不安や「このままでいいのかな」という悩みに葛藤しながらも、自分の夢が何かをしっかり考えています。そのうえで、劣等感などマイナス感情に向き合って、それぞれ一歩踏み出していくシーンがあるのですが、とても素敵に、魅力的に描かれているなと思いました。ーーキャラクター描写がそれぞれ丁寧な分、うさぎちゃんの活躍、つまりは三石さんの登場シーンが少なめな気がしました。正直、前編に関しては「あれ、ちょっと出番が少なめだな」と私も感じました(笑)でもぜひ後編もつなげて見ていただきたいです。大活躍するシーンがありますので!ーーキャラクターデザインが、90年代版アニメ「美少女戦士セーラームーン」と90年代版アニメ「美少女戦士セーラームーン」と、2014年から配信・放送がスタートした「美少女戦士セーラームーンCryatal」とで違いますが、今回は90年代版アニメで担当した只野和子さんが、再びお仕事をされています。絵柄について、どう思いましたか?最初に決定稿を見せていただいたときは、懐かしさがありつつも、絵から発する気がすごいと思いました。私は、演じる上でキャラクターの持っている“気”というものを手掛かりにしているのですが、その意味でもすごくパワーが発揮されていたので、とても嬉しいと同時にありがたかったです。ーー音楽についてもお聞かせください。「私たちになりたくて」が劇中で流れたときは、往年のファンとしてはとても嬉しかったのですが、ももいろクローバーZとセーラー5戦士が歌う「月色Chainon」もとても良かったです。今回の映画の主題歌「月色chainon」は、ももクロちゃんたちとセーラー5戦士で歌っています。とてもパワフルなのに、女性らしい可憐さや美しさもありますよね。小坂明子さんの作曲なのですが、彼女は「美少女戦士セーラームーン」ととてもゆかりの深い方で、ミュージカルでもアニメでも作曲をしてくださっています。セーラー戦士の強くも切ない気持ちが曲の中にしっかり落とし込まれていて、素敵な曲になっています。ーーぜひ覚えて歌いたくなりました。サビの部分が頭に残るし、何度でも聴きたくなる曲ですよね!あと先ほどおっしゃってくださった石田燿子ちゃんが歌う「私たちになりたくて」も、ちびうさの初恋のトキメキとが胸の鼓動が伝わってくるような可愛らしい曲です。憎い演出だなって思いました。ーー今回の映画の原作である「デッド・ムーン」編は、敵キャラたちがとても魅力的で、ファンからもとても愛されていますが、三石さんからみて敵キャラたちはどんなイメージですか?まずアマゾネス・カルテットの4人が出てきますが、これは本当に重要な存在です。そしてアマゾン・トリオは役者さんたちがツボを心得て楽しそうに演じているので、見ていてこちらもニヤリとするほどでした。それぞれセーラー戦士を苦しめるという立場なので、いい所でいい活躍をされています。特にホークス・アイというキャラクターがスーパーセーラージュピターを苦しめるのですが、ジュピターに対して言う最後のセリフ、心に刺さりますよ!ーー大ボスである、ネヘレニアについてはどう思いますか?ネへレニア様は、セーラームーンの敵役の定番といえばそうなんですが、美しい怖さ、不気味さみたいなものを、存分に発揮しているキャラクターだと思います。前編ではまだ全貌が見えないんですが、後編で解明します!揺れる心と夢を持つ強さが少女たちの魅力ーー今回の映画は、繊細な心理描写が重なってできたようなストーリーですが、演じるうえで難しさや迷いは感じましたか?今回の映画は原作のエッセンスが色濃く出ているのですが、少女漫画ってモノローグ描写が多いんですね。なので映画の中でもモノローグのセリフが多くあり、心情的なものはすべてモノローグで話せ、逆に表面で会話しているところは、楽しいシーンが多かったので、迷うことはありませんでした。因みに監督からのダメ出しは、特に後編で「ここのシーンは、もっと強めでお願いします」というのが多かったですね。私が思っているよりも、うさぎちゃんは強く、凛々しかったようです。ーー三石さんご自身、共感する部分はありましたか?私はセーラー戦士たちのように「こういう夢があるのよ」って言う程、強くはなかったかなあ……。ただ女の子同士は、例え親友と言われる仲であっても、自分の奥底の悩みや幼少期に傷ついた出来事っていうのは、なかなか言えないんだなっていうのは共感しました。自分で乗り越えていくなんてセーラー戦士はさすがですよね。ーー「美少女戦士セーラームーンCrystal」も、今回の映画も、原作に忠実に制作されているので、90年代版アニメのうさぎちゃんよりも大人っぽさを感じるのですが、三石さんは演じるうえで意識をされていたのでしょうか。90年代版アニメの方はまさに女の子向け。老舗の東映アニメーション(当時の東映動画)がその力を駆使して、わかりやすさと楽しさを損なわずに、人間愛を描いた女子向け王道アニメーションです。変身シーンや技を繰り出すシーンはアニメの醍醐味ですが、それを存分に表現してくれた作品だと思います。一方の「Crystal」は、原作を受けて少女漫画的な雰囲気ーー揺れる乙女心や恋のときめきで動揺する気持ちとか、そんなテイストがふんだんに盛り込まれた作品だと思います。そんなことから、「Crystal」については、90年代版アニメでやっていたセーラームーン/月野うさぎちゃんは一度白紙に戻して、新しいセーラー戦士の役者さん、スタッフさんと共にゼロから作り上げました。「Crystal」で1話ずつ積み重なっていったのが、今のうさぎちゃんです。大人っぽい印象というのは、先ほども言ったように少女漫画から来るモノローグ描写が多いから、そう見えるのかもしれませんね。ーー確かに能天気なうさぎちゃんよりも、考えるうさぎちゃんは大人っぽいです。モノローグってやっぱり心の中なので、悩みや苦しみとかが表現されるから、大人っぽさが出るんじゃないでしょうか。でもうさぎちゃんの根本は、ドジで泣き虫でお勉強もできなくてという所にあると思うので、そこはブレないように気を付けています。ーーただちびうさから見たら、うさぎちゃんは大人の女性に見えて、憧れになるんでしょうね。女の子のうさぎちゃんと、大人のうさぎちゃんをバランスよく同じ作品内で表現できるのは、三石さんの声だからだと思います。おー、それは嬉しい(笑)ありがとうございます~。演じている側が実は一番のファンなのかも⁉ーーアフレコ中、皆さんそろって収録されたときに、セーラームーングッズで盛り上がったというお話を伺ったのですが、具体的にどんなお話をなさったんですか?アフレコ作業も含めて、「美少女戦士セーラームーン」関連で集まるときは、各々が持っているグッズや洋服を身に着けてます。そしてお互いのアイテムを可愛いって褒め合ったり、情報交換をします。「今、WEBでこんなコラボ商品が売ってるよ」「もちろんポチりましたよ!」なんて会話、日常茶飯事です。グッズやコラボ商品に関しては、セーラー戦士を演じている私が、買わないワケにはいかないよねって、使命感が出てしまうんですよね。アホですねえ(笑)ーーちなみに三石さんのお気に入りグッズと言えば?今、つけているイヤリングも「美少女戦士セーラームーン」とアナスイのコラボで、月のマークがついていて可愛いんです。こんな風に日常的に使えるアクセは楽しく身に着けられますね。あ、このカメオもうさぎちゃんなんですけど、ガチャガチャなんですよコレ!見えないでしょう?出来がとても素晴らしくてお気に入りです。うさぎちゃんはすべての女の子の親友ですーーうさぎちゃんをずっと演じてこられて、うさぎちゃんのキャラクターの一番の魅力は何だと思われますか?うさぎちゃんの魅力は、これは90年代版アニメも「Crystal」も共通しているんですけど、ドジで泣き虫で、怖いことや痛いことは嫌だって逃げちゃうのに、友達や家族がが苦しんだり悲しんだりすると、助けるためにものすごいパワーを発揮するところ。しかも例え敵であっても、共感して助けたくなっちゃうところ。それは彼女の中の正義であって、世間一般の正義とはズレているとしても、自分の思った通りに進んでいけるっていうのはやっぱり強いです。うさぎちゃんは誰に対しても人として平等に扱うから、絶対的味方としてみんなに愛されているんでしょうね。ーーうさぎとまもちゃんの関係性については、どう見られていますか?前世から結ばれている2人ですが。前世はプリンスとプリンセスで、結ばれない恋だったけど、現世では見事結ばれて。ロマンチックですよね。ただお付き合いをして、愛を育んでいるけれど、それでもすれ違ってしまうことがある。それぞれ思い合ってのこと、相手を心配しているがゆえのことなんですけど、もどかしさを感じます。でもうさぎちゃんは自分の気持ちを「あなたが大切だ、ずっと一緒にいたい」と、言葉で伝えるから勇気がありますよね。言葉に出すのが大事って、いろんな歌なんかでもよく聞きますが、なかなか出来ることではありません。プライドとか邪魔しますものね。でも言ったおかげで、よりいっそう2人の絆が深くなるのが素敵です。大切なもののためには、女の子だって強くなれるーー武内直子先生が、なかよしKC第1巻の後書きで「男の子は弱い生き物だから、私たち女の子は守ってあげなきゃね」と書いていらしたのが今も記憶に残っていて。当時子どもだった私は「美少女戦士セーラームーン」のテーマはこれなんだ、なんて新しいんだと衝撃を受けたのですが、三石さんは「女の子が強く美しくあり、愛する者を守るために戦う」ということに対して、演じられた当初はどうお考えでしたか?うさぎちゃんを演じ始めた頃は、余裕がなかったこともあって、正直、俯瞰から見ることができませんでした。毎週、台本をもらって役をこなしていくのが精いっぱいで、周囲のベテランの方々に助けてもらいながら、ただがむしゃらにアフレコをしていました。「先輩たちにはかなわないから、誰よりも大きな声で芝居をしよう」としか頭になくて、結果、その見当違いの力の使い方が、月野うさぎちゃんとピッタリハマったのかなと思うんですけど……だから当時は、ヒーローの自覚はなかったですね。ーーその当時と比較して、今回うさぎちゃんを演じるうえで、変わった部分はありましたか?今回はしっかり守ろうという意識の元、アフレコに望みました。ーー周りを引っ張っていくリーダー的な……。皆さん、オーディションで選ばれた精鋭たちだったので、一緒にやってくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。私はただ自分の仕事をしっかり勤めようと努力しました。ーーうさぎちゃんというキャラクターに、ずっと命を吹き込んできた三石さんにぜひお聞きしたいのですが、美少女戦士セーラームーンという作品が時代に与えた影響はすごく大きいと思います。そのことについてはどう思われていますか?先ほど申し上げた通り、当時は俯瞰で見えていなかったけど、結果的に強い女の子が社会で活躍する今の時代にマッチしたと思います。ただ、まだ男女対等まではいっていませんが……。ーー社会で働いても、ママになっても、強くならなきゃいけないっていう思想は、「美少女戦士セーラームーン」から生まれているのかもしれません。「大切なものためには女の子だって強くなれる」と、さりげなく女性の背中を押してくれるような作品だったのかもしれないですね。また、「美少女戦士セーラームーン」は90年代で既にジェンダーフリーを扱っています。女性のパートナーがいる天王はるかさんや女性口調のアマゾン・トリオなどが非難されることなく普通に受け入れられていて、1人の人間としてうさぎちゃんたちは対応していました。そういうものを見て育った子供たち、女の子たちは、実際の世界でもそういったことに対して、偏見なくありのままを受け入れてくれているんじゃないかなあ。ーーでは最後に、コロナもあって混沌としている今を生きているすべての女の子たちに、ぜひメッセージをお願いします。辛いことも、いろいろ壁にぶち当たって落ち込んだりすることも、必ずあります。でもその時に「月野うさぎちゃんだったらどうしているかな、こういうときはなんて言うかな」って考えてもらったら、きっと彼女はちゃんと答えてくれて、背中を押してくれるはずです。彼女はすべての女の子にパワーを与えてくれる、友達のような近しい存在なので。辛かったら逃げていいし、誰かに助けを求めるべきです。そのことを前提に、うさぎちゃんからもらったパワーで、自分の信念を貫いてくださいね。ーーいつも心にうさぎちゃんを、ですね。今日はありがとうございました!撮影/杉映貴子、取材/藤坂美樹、構成・文/中尾巴三石琴乃さんのサイン入り色紙を1名にプレゼント!応募方法ぴあ映画編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ映画編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ映画編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年1月20日(水) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。
2021年01月06日アニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』の第4期「デッド・ムーン編」が、劇場版アニメーションとしてスクリーンに登場。劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』前編、劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』後編 として公開される。当初は、2020年9月より順次公開予定だったが、<前編>は2021年1月8日(金)、<後編>は2月11日(木・祝)に公開延期が決定した。『美少女戦士セーラームーンCrystal』とは?1992年より月刊誌『なかよし』で連載をスタートした『美少女戦士セーラームーン』。その後、原作単行本は17ヶ国語に翻訳、アニメーションシリーズは40ヶ国以上で展開されるなど、一躍社会現象を巻き起こし、世界中で多くの人々を魅了した。そんな『美少女戦士セーラームーン』誕生から20年後。新たなプロジェクトとして始動したのが、現代の最新映像技術を駆使したアニメーションシリーズ『美少女戦士セーラームーンCrystal』。オリジナルストーリー展開やキャラクター設定変更のあった従来のアニメ版とは異なり、“原作の魅力を余さず描き、原点回帰する”という使命のもとに制作された新たなるアニメーション作品となる。劇場版アニメとなる第4期「デッド・ムーン編」!第1期から第3期まで公開されているアニメーション『美少女戦士セーラームーンCrystal』は、ちょっとドジで泣き虫だけど元気一杯な中学2年生・月野うさぎが主人公。正義の戦士「セーラームーン」に選ばれたうさぎが、仲間の戦士と共に幻の“銀水晶”を探し出しプリンスを守るという使命のもと、様々な困難に立ち向かう姿が描かれている。人気エピソードが映画化そんなアニメーション作品の第4期にあたる「デッド・ムーン」は、中学3年生になったうさぎが新たな敵と対面した第3期「デス・バスターズ編」に続く物語。今世紀最大の皆既日食の日、うさぎとちびうさのもとに突如ペガサス・エリオスが 現れ、うさぎたちに助けを求めるところからストーリーが始まる。ちびうさとエリオスの淡い恋とセーラー戦士たちの成長を描いた人気エピソードが、<前半><後半>に分かれてスクリーンで上映される。キャラクターの私服姿も映画では、高校生になった月野うさぎ(スーパーセーラームーン)、水野亜美(スーパーセーラーマーキュリー)、火野レイ(スーパーセーラーマーズ)、木野まこと(スーパーセーラージュピター)、愛野美奈子(スーパーセーラーヴィーナス)、そしてちびうさ(スーパーセーラーちびムーン)らの私服も初お披露目。90年代当時のカラフルな色使いを残しながら、現代にアップデートさせたキュートな洋服は、ファンの心を鷲掴みにしてしまうはずだ。セーラー戦士を取り囲むキャラクター/声優キャストエリオス役に松岡禎丞物語で重要なカギを握るペガサス・エリオス役には、 「ソードアートオンライン」キリト役、「鬼滅の刃」嘴平伊之助役、「食戟のソーマ」幸平創真役など、人気アニメに出演する松岡禎丞が抜擢。エリオスとちびうさとの淡い恋模様を、“繊細で儚い声”で演じ上げ、物語をドラマチックに盛り上げる。「アマゾン・トリオ」に日野聡、豊永利行、蒼井翔太セーラー戦士たちの前に立ちはだかる敵キャラ「アマゾン・トリオ」は、デッド・ムーンサーカス団の動物で、人間に姿を変えられた3人のトリオ。“虎”から姿を変えたタイガーズ・アイは、「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎役を務めた日野聡、“鷹”から姿を変えたホークス・アイは、「ユーリ!!! on ICE」の勝生勇利役で知られる豊永利行。そして“魚”から姿を変えたフィッシュ・アイには、「うたの☆プリンスさまっ」で美風藍役を担当した蒼井翔太が担当する。高橋李依、上田麗奈ら率いる新たな敵「アマゾネス・カルテット」強大なパワーを秘めた幻の銀水晶を奪うため、特別な力を駆使してセーラー戦士の前に立ちはだかる新たな敵「アマゾネス・カルテット」にも注目したい。猛獣使いのベスベス役は、「Re:ゼロから始める異世界生活」のエミリヤ役など多くの人気作を演じる高橋李依。花使いのセレセレ役は、「鬼滅の刃」栗花落カナヲ役の上田麗奈が務める。また、玉乗りのパラパラ役を「ハイキュー!!」シリーズの谷地仁花役の諸星すみれが、軽術師のジュンジュン役を、「棺姫のチャイカ」のアカリ・アキュラ役の原優子が担当。かわいい姿から想像できない冷酷さで、セーラー戦士を追い詰めていく。強敵ジルコニアに渡辺直美「アマゾン・トリオ」「アマゾネス・カルテット」からなるデッド・ムーンサーカスを指揮する強敵ジルコニアの声は、『リメンバー・ミー』『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に出演するなど、声優としても活躍するお笑い芸人・渡辺直美が担当。セーラームーンの大ファンだという渡辺直美は、自身が演じるジルコニアについて「直美史上、一番のハマリ役になっているのではないでしょうか?!」とコメント。セーラームーン愛を爆発させた渡辺の熱い演技は必見だ。また、美しく妖艶な新月の女王・ネヘレニアには、菜々緒が抜擢。地球と月の征服をもくろむ彼女は、手下のジルコニア(渡辺直美)を使いセーラームーンの持つ幻の銀水晶を狙う。豪華クリエイター勢が勢ぞろいなお監修は原作の武内直子、監督は今千秋が第3期に続き担当。キャラクターデザインは、「美少女戦士セーラームーンR」「劇場版美少女戦士セーラームーンR」と、テレビアニメ放送開始からキャラクターデザイン、作画監督を担当していた只野和子が務める。作品情報劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』前編 / 劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』後編公開日:<前編>2021年1月8日(金)、<後編>2月11日(木・祝)※当初は、<前編> 2020年9月11日(金)公開予定だったが、延期となった。原作:武内直子監督:今千秋キャラクターデザイン:只野和子キャスト:三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、野島健児 ほかアニメーション制作:東映アニメーション■あらすじうさぎたちは無事高校へ進学し、衛も大学の医学部に合格。そして、ちびうさは戦士としての修行を終え30世紀の未来へ帰る準備をし、それぞれの夢に向かって新たな生活を送ろうとしていた。桜舞う4月、街は今世紀最大の<皆既日食>でお祭りムード。新月が太陽を覆い隠し、次第に薄暗くなっていく中、うさぎとちびうさは自らに助けを求める<ペガサス・エリオス>と出会う。ゴールデンクリスタルの封印を解く、選ばれたる“乙女”を探しているというエリオスは、ある日ちびうさの夢に現れ、「力を貸してほしい」と告げるのだった。時を同じくして、街には<デッド・ムーンサーカス>と名乗る謎のサーカス団が現れる。彼らの狙いは、悪夢の化身レムレスをばらまき、「幻の銀水晶」を手に入れて、月と地球を支配し、やがて宇宙までも支配しようと目論んでいた。一方、衛は皆既日食の後から自らの体に異変を感じていたが、うさぎに心配をかけたくない思いから言い出せずにいた...。“乙女”と呼ばれ、自らを必要としてくれるエリオスに淡い恋心を抱くちびうさ。自分はうさぎの足手まといなのではと苦悩する衛と、自分のせいで衛を危険な目にばかり合わせてしまうと思い悩むうさぎ。そして、戦いの中で次第に露わになる「夢」と「使命」。―――今、時を超えた壮大な「夢」の物語が幕を開ける。
2020年06月21日山寺宏一・水島裕・野坂実がコメディをやるために立ち上げた演劇ユニット「ラフィングライブ」の第五回公演『Out of Order』が11月28日に開幕した。それに先がけ公開ゲネプロと初日会見が行われ、会見には出演者の山寺、三石琴乃、水島、演出の野坂が登壇した。【チケット情報はこちら】今作も「ラフィングライブ」の定番レイ・クーニー作品で、イギリス与党副大臣リチャード(山寺)が、臨時国会の行われている夜、妻パメラ(三石)との思い出が詰まったホテルのスィートルームで、野党議員の秘書ジェーン(寿美菜子)との密会を楽しむはずが、思いも寄らない大事件が発生。リチャードの秘書ジョージ(水島)を巻き込み窮地を脱そうと試みるも、次々と招かれざる客がやってきて――というドタバタ劇を繰り広げる。豪華声優キャストが揃う「ラフィングライブ」ならではの息の合い方、テンポ感で次々と事件が起き、ノンストップで笑わされる本作。会見で野坂は「レイ・クーニー作品を連続で上演していますが、今回は舞台上のギミックが多い。ドアが開くタイミングなど、ひとつ間違えるともうグダグダになってしまうお芝居です。それを、裏方さんと役者が一丸となって臨んでいる公演です。通常のレイ・クーニー作品と少し違い、遊びがある脚本なので、その部分の役者さんの演技の妙もみどころです」と紹介。三石は「舞台の上だけにして欲しいことばかり起きますが(笑)、なんとなく楽しい気持ちで終わるのが最高だと思います!」と感想を語る。さらに山寺は「この作品の舞台は三星ホテルのスィートルームですが、その舞台セットとこの三越劇場の装飾がすごく合っている。その一体感も楽しんでいただければ!」と話し、さらに「やっぱり1番の見どころはは水島裕さんのラブシーンじゃないでしょうか!50年近いキャリアの中で初めてだそうで。僕も毎回楽しみにしています!」と言うと、水島は「大変です!」と明かす。さらに水島は「今回の登場人物は全員色が際立っていますが、特に“特農トリオ”と呼ばれる方々がいらっしゃいまして(笑)。ウェイター役の岩崎ひろしさん、支配人役の斎藤志郎さん、メイド役の斉藤こず恵さん。賑やかな稽古場でずいぶん楽し時間を過ごしました」と話した。山寺が「本番前は逃げ出したくなるぐらいに緊張するのですが、お客さんにたくさん笑っていただければそれがエネルギーとなって、どんどんテンションも上がっていくと思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思います」と話す本作は12月2日(月)まで東京・三越劇場にて上演しており、現在、チケットぴあにて当日引換券発売中。取材・文:中川實穂
2019年11月29日2020年3月まで1年間のロングラン放送される「テレビ朝日開局60周年記念木曜ミステリー科捜研の女」に人気声優の三石琴乃がゲスト出演。これまで、声のみのドラマ出演はあったが、“女優”として初めてドラマ出演を果たすことになった。夏の京都を舞台に、京都府警科捜研研究員・榊マリコ(沢口靖子)の活躍を描く「夏シーズン」も大好評を博している本作。次回8月22日(木)放送の第14話では、元病院長の男性が殺害される事件が発生!被害者は、故人の秘密を墓場まで守ることを信条とする葬儀プランナー・神城峰子(中島ひろ子)と生前契約を結んでいたことが判明する。事件の真実を追い求める榊マリコと、被害者の秘密を頑なに守り抜こうとする峰子は激しく対立して…!?その中で三石さんは、被害者との間に何らかの関わりがあり事件のカギを握る、謎の美女を演じる。共演した沢口靖子の大ファンに!?国民的ドラマ初出演の心境は?三石さんといえば、人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の主人公・月野うさぎ役や、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役、「ドラえもん」ののび太のママ役など、幅広いキャラクターを演じてきたベテラン声優。声でのドラマ出演や舞台、Vシネマ出演の経験はあるものの、女優としてドラマで実際の人物を演じるのは“人生初”。三石さんは「『科捜研の女』と言えば誰もが知る国民的ドラマですので、光栄に思いましたが、不安もありました」とプレッシャーを明かしながらも、「謎の女というト書きのシーンでは感情を出さないように演じました」と、難しい役柄に果敢に挑んだことをコメント。初ドラマにして歴史ある“東映京都撮影所”での仕事は「とても刺激的」だったようで、「まず京都の太秦撮影所に感動、衣装合わせに驚愕でした。ズラリと真顔のスタッフが取り囲む真ん中に立ち、衣装を決めて頂いたのですが、何の辱しめ?と思いました(笑)」という衝撃エピソードも!?主演の沢口さん、蒲原刑事役の石井一彰と対峙するシーンもあり、「沢口さん石井さんとの1シーンは、最高に緊張しました。マリコさんは、可愛らしく美しくとても真面目な方でした。撮影後は握手して下さって、もうすっかりファンです(笑)」と告白、沢口さんの仕事への真摯な姿勢と気遣いに魅了されたことも語っている。また、「今回のエピソードは、いつもの『科捜研の女』とはテイストの違うドラマになっているかもしれません。でもちょっとホロっと切なく、そして最後には、きっとあなたの心にグッと余韻の残るお話です」と、今回の見どころについても語っている。「テレビ朝日開局60周年記念木曜ミステリー科捜研の女」第14話は8月22日(木)20時よりテレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年08月15日池田秀一、神谷浩史、三石琴乃、桑島法子、緒方恵美ら超豪華実力派声優たちが“怪談”を朗読する「声優×怪談」が、8月14日&15日の2夜連続で放送。夏にピッタリの怖くて切ない、新感覚エンターテインメントとなっている。喋りのプロ、声優が怪談に挑むという今回の新企画。古典から現代ホラーまで、多彩な話を取り上げ、その語りを様々な映像を加えて演出していく。2夜に分けて放送される今回。まず第1夜は、「赤の怪談」と名付け、復讐劇をラインアップ。そして第2夜は「黒の怪談」、亡霊の物語を取り上げる。本企画に参加するのは、誰もが一度はその声を聞いたことがある豪華声優陣。第1夜では、「夏目友人帳」「進撃の巨人」など数々の人気アニメ作品に出演する神谷浩史が「呪怨」を。高港基資の「恐之本」より、「轢(ひ)いた女」を「機動戦士ガンダム」シャア役でお馴染み池田秀一、「元カノ」を「美少女戦士セーラームーン」セーラーウラヌス役や「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役の緒方恵美。第2夜では、「美少女戦士セーラームーン」セーラームーン役や「新世紀エヴァンゲリオン」葛城ミサト役の三石琴乃と「薄桜鬼」「ハートキャッチプリキュア!」の桑島法子が「青い目の人形」(緑川聖司「呼んでいる怪談 青い本」より)を。「死を呼ぶ大観覧車」(ひよどり祥子「死人の声をきくがよい」より)を「けいおん!」の竹達彩奈。「リング」を「ポケットモンスター」タケシ役などのうえだゆうじが語る。ほかにも、いしかわえみの「絶叫学級」から2つのストーリー(緒方さん&竹達さん/桑島さん)や、「佐賀の化け猫」(三石さん)、「恐之本」より「最期の夢」(池田さん)、あずみきし「死役所」より「自殺ですね?」(緒方さん)、「菊花の約(ちぎり)」(うえださん&神谷さん)がラインアップされている。「声優×怪談」第1夜は8月14日(水)22時50分~、第2夜は15日(木)22時50分~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月12日13日(土)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D」に登場する葛城ミサトと「美少女戦士セーラームーン・ザ・ミラクル 4-D」の主人公・月野うさぎの2作品のメインキャスト声優を務める三石琴乃がパーク来場。最新アトラクションを満喫した。三石さんは自身のSNSで「USJのサマータームに行きたくてウズウズの渦です。セーラーとエヴァが一緒に楽しめるなんて“一生に一度のミラクル”」と熱くツイートするほどパークへの来場を楽しみにしていたそう。「美少女戦士セーラームーン・ザ・ミラクル 4-D」を体験した三石さんは、「面白かった!大満足です!!(今回新たに登場した)外部太陽系戦士のウラヌス、ネプチューン、プルート、サターンの声を聴いたときは鳥肌が立ちました!(セーラームーンに)パワーを送るシーンも“胸アツ”でした!一番の見どころは、スーパーセーラームーンの後ろ姿です!女の子の“凛々しさ”“美しさ”“力強さ”“可憐さ”が感じられて、アニメでは見られない、あの後ろ姿にくぎ付けになりました。グッズも充実していて、全パワーを開放してしまいました!みなさんも、月の舞踏会に行って、セーラームーンを満喫しないと“おしおきよ”!」と、体験の感想をコメント。続いて葛城ミサトがナビゲートする「ゴジラ」と「エヴァンゲリオン」が共存した史上初の映像化アトラクション「ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D」を体験した三石さんは、「あまりの完成度の高さに驚きました!輸送機に乗っているんだけど、命の危険を感じるほどの臨場感!エヴァやゴジラとの距離が近くて、ずっと『ヤバイ!ヤバイ!』と言っていました。第3新大阪市もアッと驚くネタがいっぱいで、何よりリアルで現実にあってもおかしくない!エヴァの艶感、ゴジラの肌感も感じられるくらい全てがリアル!音楽が世界観の違う2つの作品をひとつにまとめてくれていて、今回のコラボは、ものすごく新鮮でした。そして、エヴァ側からすると、圧巻の存在感のゴジラ!!“みんなもUSJで政府視察団の一員になってみて!絶対損はさせないわよ!ゴジエヴァでサービスサービス♪”」と、こちらも熱くコメント。またこの体験の証に、エヴァンゲリオン初号機とスーパーセーラームーンのポップコーンバケツにサインも。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンによると、今後パーク内に展示する予定。(text:cinemacafe.net)
2019年07月16日7月10日(火)放送の 「ありえへん∞世界」は、2時間のスペシャル版を放送。緒方恵美、小野賢章、神谷浩史、谷山紀章、浪川大輔、平田広明、三石琴乃、悠木碧と、人気実力派声優陣が再現ドラマのボイスオーバーを務めることが分かった。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」「事件です!〇〇人の生態調査&意表を突く大調査」を放送する今回。これまでも本番組では様々な人気声優陣がボイスオーバーを担当。今回は、緒方恵美(「新世紀エヴァンゲリオン」「カードキャプターさくら」)、小野賢章(「黒子のバスケ」黒子テツヤ役)、神谷浩史(「夏目友人帳」「進撃の巨人」)、谷山紀章(「うたの☆プリンスさまっ♪ 」シリーズ)、浪川大輔(「ルパン三世」「機動戦士ガンダム00」)、平田広明(「ONE PIECE」サンジ役)、三石琴乃(「美少女戦士セーラームーン」「新世紀エヴァンゲリオン」)、そして悠木碧(「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役)と、誰もが一度はその声を聴いたことがある声優陣が務める。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」にて、指名手配犯が次々逮捕される事態発生!その裏に隠された衝撃の事実に迫るドラマには、平田さん、神谷さん、谷山さん、小野さん、悠木さん、浪川さん、緒方さんが。幼い息子が脳腫瘍に…一家が迎えた衝撃の結末を描くドラマには、浪川さん、三石さん、緒方さん、神谷さん、悠木さん、谷山さん。さらに、浮気現場に直接乗り込む海外の番組「チーターズ」にて、「お父さんが病気で看病するから無理と誘いを断るようになり、浮気を疑い番組に依頼!ありえへん衝撃の修羅場が!」に三石さん、平田さん、小野さん、悠木さん。「妻が自分の親友と仲良くしているのを不審に思い番組に依頼!衝撃的な修羅場に!」に浪川さん、緒方さん、神谷さん、谷山さん、悠木さんが出演する。(※声の配役については変更の可能性有)ほかにも番組では、埼玉県ふじみ野市、隣の「富士見市」と名前が似すぎてややこしい事件の調査、様々な地域で出会った人々の自宅の価値をガチで調査など、盛りだくさんな内容となっている。「ありえへん∞世界 2時間SP」は7月10日(火)18時55分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月09日