2017年3月23日 14:30
ウェス・アンダーソン、日本が舞台の最新作は「黒澤作品からの影響が大きい」
と、意外にも混沌とした社会を見つめた人間ドラマやサスペンスが並ぶ。
また、1つめに挙げた「ランキン・バス・プロダクション」は、日米合作作品も多く残しており、のちに関連会社が宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』の制作母体となったことでも知られている。黒澤監督同様、宮崎監督作品にも深い敬意を持っていると常々明かしているアンダーソン監督の日本文化への愛が伝わってくるコメントだ。
日本を舞台というだけでなく、日本のエンターテインメントの源流にまで視野に入れた最新作で、どのような世界が展開されるのか期待が膨らむ。
『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。
(text:cinemacafe.net)
玉置玲央“道兼”を「つかめないまま…」吉高由里子もふり返る「光る君へ」君かたり