2017年4月2日 10:00
藤田富がインタビュー!マッツ・ミケルセンが「ついニヤけてしまった」シーンとは!?
でのハンニバル・レクター役など、悪役として名を馳せつつも、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では主人公の父親ゲイレン・アーソ役を演じたことも記憶に新しい。本作では人知を超えた力を手に、カンバーバッチ演じるストレンジとの壮絶な戦いを繰り広げていく。
まず、「『アベンジャーズ』を観たとき、主役級のヒーローがたくさんいてこれまでのヒーロー作品の常識が覆された」と語る藤田さん。マッツにマーベル作品の魅力を尋ねると、「マーベルのヒーローにはほかにはない特別な魅力があると思う。みんな欠点があり、人間的にも立派とは言えない連中だ」とマッツも持論を述べる。「たとえばドクター・ストレンジも自己中心的かつナルシストでどうしようもない男だが、物語の中で多くのことを学び、世界を危機から救うことになる。そして人間として成長を遂げるんだ」と語り、さらに、「ヒーローや悪役に欠点があるからこそ、誰でも共感できる。完璧なスーパーヒーローとは少し違うね」とマーベル作品の魅力について語った。
さらに藤田さんが撮影現場の様子について質問すると、マッツはカンバーバッチとの印象深いスタントのエピソードを明かす。マッツ演じるカエシリウスがストレンジに向かって剣を振るも、よけられたためにガラス製のキャビネットが粉々になるというシーンで、「僕は宙に吊られたまま重い剣を取り出し、人に当てないように気をつけてガラスを割るという動作を何度も練習したよ。