2017年4月3日 14:30
エイミー・アダムスも絶賛!“ハリウッド最注目”ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督って何者?
を基に誕生した物語で、“絶対に映像化不可能”といわれた原作の映画化をドゥニ監督は実現させた。
1967年カナダ・ケベック生まれの49歳である彼は、『ブレードランナー 2049』の監督に抜擢されたことでも知られる。世界の名だたる映画祭や地元カナダでは、キャリア初期からその手腕が高く評価されており、レバノン内戦下の悲劇を描いた『灼熱の魂』ではアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされて一躍その名を世界に知らしめ、本作では自身初のアカデミー賞作品賞・監督賞ノミネートも果たした。
そんなドゥニが特に注目される理由は、ヒュー・ジャックマン主演の誘拐ミステリー『プリズナーズ』や、ジェイク・ギレンホールが一人二役を演じた『複製された男』、エミリー・ブラントが麻薬戦争に迫った『ボーダーライン』など、独創的なストーリーと映像センスで作品のジャンルを問わず評価を獲得していること。その手腕を買われ、SF映画の金字塔である『ブレードランナー』の続編、『デューン/砂の惑星』リメイク版にも大抜擢。巨匠リドリー・スコット、デヴィッド・リンチらを受け継ぐ“新たな奇才”として期待されている。日本でも、洋画ファンの間で熱烈なファンを有してはいたものの、いま、その注目度は急上昇中。