2017年5月2日 12:45
二度、観るべし!『美女と野獣』日本語吹替キャストでわかるディズニーの本気度
と熱かった。ちなみに彼女は、ミュージカルを見たことがない知り合いに、山崎育三郎について説明するとき「元モー娘。のなっち(安倍なつみ)のダンナさんで、最近では『下町ロケット』とか月9の『突然ですが、明日結婚します』にも出てて…」と言わないとわかってもらえないことを嘆いていた。
『アナと雪の女王』の神田沙也加と松たか子、『シンデレラ』の高畑充希&城田優に比べて、一般の知名度という点では確かに劣るかもしれない(といって、この2作の吹替キャストが知名度で選ばれたわけでは決してなく、彼らもまた素晴らしい歌唱力の持ち主である)。知名度が多少、低く、その点でプロモーション活動は苦労はあるかもしれないが、実力は折り紙付きのメンバーをキッチリと11名揃えて、口コミの評判の高さで映画館に何度も足を運んでもらう。その覚悟が表れたキャスト発表、そしてメンバーだった。
日本人は世界でも有数の“字幕版好き”の国民。オリジナルの言語、俳優の発する声、言葉を尊重し、楽しみたいという思いが強いとも言われる。
実際、本作に関しても、エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス、ユアン・マクレガーらによるオリジナル版の評価もかなり高い。