くらし情報『ケイシー・アフレック、オスカー受賞作は「最高だった」 自身とも重なるハマリ役』

2017年5月14日 13:00

ケイシー・アフレック、オスカー受賞作は「最高だった」 自身とも重なるハマリ役

ケイシーは、「脚本で重要なことは、物語の内容や登場人物たちの描写の仕方。彼の脚本は魔法みたいだよ。登場人物はみな複雑で、本物の人間みたいだ」と絶賛。ケイシーはじめ、どのキャストも本当にその土地で生きているかのようなリアリティがあり、強さも、弱さも併せ持った不器用な人間らしい姿がある。

「素晴らしい脚本があったから、迷わずに信頼して進むだけだった」とケイシー。「だから僕がすべきことは、セットに現れて正しい感情を表現するのみだった。ケネスも共演者たちも素晴らしかったので、ただ、登場人物の感情を意識するだけでよかったんだよ」と、信頼のおける最高のチームワークのもとで演じられたことに喜びをにじませた。

ケイシーは、兄で俳優・監督のベン・アフレックとは3歳違い、米マサチューセッツ州生まれ。
『誘う女』(’95)で映画デビューし、2007年には兄ベンの初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で主演を務めた。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『オーシャンズ11』にも出演していたほか、ブラッド・ピット主演『容疑者、ホアキン・フェニックス』(’10)では監督・脚本・製作・撮影も手がけた。2002年、ロナーガンの舞台「This is our youth(これが僕らの青春)」

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