2017年5月28日 09:30
河瀬監督&永瀬正敏、カンヌ『光』上映後の興奮を生報告「あの一体感、すごかったですよね!」
人と人が繋がっていく瞬間の出会いを作ってくれるもので、エンターテインメントの要素がすごくあるのですが、私たちが生きるうえでの力になるという要素もあります」と語った。「あの一体感、すごかったですよね!」と興奮した様子で、ひと足先に帰国し舞台挨拶に参加した藤さんらに呼び掛けた。さらに、「永瀬君が立てなくて!」と永瀬さんの当時の様子を紹介する一幕も。河瀬監督は、「(進化を止めないカンヌは)人類への新しいメッセージを投げると思います」といい、「その最終のコンペティションの19本の中の1本にして頂いて、この瞬間を迎えられたことはとても嬉しいと思いますし、映画がまた好きになったなと思います」と心境を語った。
永瀬さんは、公式上映と、それに続くマスコミ試写の後に「インターナショナルの取材がいきなり、ものすごく増えました」と現地での反響の大きさを紹介。「人種は違うのですが、ものすごく深く理解されている。例えば、『この映画はすべての人々に対してのラブレターだ』と言ったスペインの記者の方がいらっしゃいました。そういう意見をいっぱい頂いています」と伝えた。
カンヌ国際映画祭には4回参加したという藤さんは、エンドロールの段階から拍手が沸き起こった場所に立ち会ったのは今回の『光』が初めてだそう。