くらし情報『有村架純、“先生”松本潤に尊敬のまなざし「現場をぴしっと切り替えさせてくれる」』

2017年6月18日 08:00

有村架純、“先生”松本潤に尊敬のまなざし「現場をぴしっと切り替えさせてくれる」

「現場では、自分の中で正当性を持たないようにしました。この作品は泉目線で描かれることが多いので、泉の目線で見た葉山や回想の中での葉山だと思っているので、観ている人が、葉山がそのときどういう風に思っていたのかを、それぞれの人が想像して、それぞれの人の感覚で見てもらえるような役になったらいいなと思って」と語り、撮影中、この役を演じるにあたり自ら課した“役作り”に触れた。

そんな何を考えているか分からない葉山を演じることは、「難しかったですね」と言う松本さん。「何か考えているけれど、その何かが全く伝わらなくても相手はわからないだろうし…。自分の中で抱えている気持ちを伝えすぎず伝えなさすぎず、という感じをどうやったら描けるかなというのが頭の中に常にありました。でも、そればっかりは、自分だけでできることではないので、現場でシーンによっては『もう少し(感情を)見せたほうがいい』などの細かいトーンを監督やスタッフの皆さんと話しあったりしながら撮影しました」とふり返っている。

また、そんな葉山を全身全霊で愛する20歳の工藤泉を演じた有村さん。「撮影が進むにつれて、泉でいることは苦しかったです」と、その思いを吐露する。

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