2017年10月13日 08:00
ケネス・ブラナー&ジョニデほか“全員名優”の最新予告『オリエント急行殺人事件』
とのポスターのコピーが示すとおり、“全員名優”だからこそ。
クリスティーを曾祖母にもつアガサ・クリスティー社(ACL)会長兼CEOのジェームズ・プリチャードは、本作について「曾祖母は列車が大好きでしたし、実際に彼女はオリエント急行に乗車していろいろな旅に出てたくさんの経験をして、それら全てが彼女の描くストーリーにつながりました。『オリエント急行殺人事件』は、彼女にとって間違いなく“特別な作品”です」と明かしており、これだけの豪華キャストが実現した理由といえる。
さらに「ケネスが演じるポアロは、いままでのポアロよりもスタイリッシュで、よりアクティブになっている。そして、これまでのポアロとは違ったアプローチで列車の外でのシーンもある」と、名探偵ポアロ演じるケネスに太鼓判を押し、原作を知っている人に対してもサプライズがあることをほのめかす。
そんなポアロを演じたケネスは、全世界で大ヒットした『シンデレラ』でも、誰もが知る物語に新たな解釈を加えて現代に甦らせたことでも知られている。本作でも、監督も兼任しており、「アガサ・クリスティーの作品を描くには、素晴らしい娯楽作というだけでなく、喪失感や、悲しみという心の奥深くに触れることになる。