2017年10月23日 13:00
ビル・スカルスガルドに監督「脱帽」 最恐の“IT”で子どもたちがトラウマに!?
いまや、映画とTVの両分野においてハリウッドで最も期待される若手俳優の1人となった。そして本作では、中世的なマスクと191cmもの長身を生かし、人間離れした最恐のペニーワイズを怪演、子どもたちを恐怖のどん底に陥れる!
ペニーワイズといえば、本作で最も重要なキャラクターのため、広範囲なオーディションが行われたというが、監督のアンディ・ムスキエティは「僕はまず、オーディションでのビルの演技に魅了されたんだ。ビルの表情には狂気が宿り、その仕草さからは完全に不穏なものがにじみ出ていた。この役には肉体的に消耗させられる点もあったが、ビルに脱帽だよ。彼のエネルギーはつねに全開だった」と、彼の演技力を絶賛。
また、「初期段階からペニーワイズは外斜視を考えていた。彼には片方の目が別の方向に向いている、特殊なルックスを持たせたかった。それをビルに話したら、彼は『それならできるよ』と言ってその場で見せたんだ!」と、芸達者な彼にさらに驚いたことを明かす。
そんなビルは、ペニーワイズを演じるにあたり「僕は子どものころから原作とペニーワイズというキャラクターには慣れ親しんできた。僕が思うに、彼が子どもたちを手に入れるには、子どもたちに自分たちが見ているものを信じさせ、怖がらせる必要がある。