世界絶賛!日本舞台のストップモーションアニメ『クボ』は“黒澤映画”から影響
とコンサルタントとしての仕事を説明。だが、後藤氏が呼ばれる以前から着物や美術などに関し、かなり深いリサーチが行われていたそう。
シフ氏は「美術部が特に影響を受けたのが日本の木版画です。また、監督のトラヴィス・ナイトは、黒澤明の映画にインスピレーションを受けています。僕も同様で、戦いの動きや殺陣、また普段のシーンでも物腰などで参考にしています。リアルであることを追求し、盆踊りのシーンや戦いの動きでは専門の振り付けや殺陣の指導者を呼びました」と明かした。
主人公の名前がクボである点については、シフ氏は本作のコンセプトが、同スタジオの『コララインとボタンの魔女』のキャラクターデザインを務めた人物の提案から生まれた説明。「その人の小さい頃からの友人の日本人のニックネームが“クボ”だったんです」と意外な事実を明かしてくれた。
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より公開。
(text:cinemacafe.net)
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