2017年10月31日 12:40
【インタビュー】太賀&中村蒼&矢本悠馬 20代俳優台頭の戦国時代も「役者当人たちは意識してない」
2人が地味に太ももを狙ってくるし」と思い出し笑いだ。
撮影を忘れたかのようなハジケ具合。それはカメラが回っていない時間も同様だ。「ホント、あのまんま。3人で記憶にも残らないようなくだらない話をしたり」(太賀さん)。「本番といわれて頭を切り替えて力んで役に向き合う、ということは実はあまりなかった」(中村さん)。「空き時間は3人でふざけているか、寝ているかのどちらか。そんな3人のダラッと感が役の設定にもいい感じに反映されている」(矢本さん)。
計算か無意識か。でもこの関係性が又八・ジン・ジャンボが実在しているかのような現実味になっているのだから凄い。
それぞれ何度か共演経験があるというのも味方したのかもしれないが、役者として考え方が同じという共通点もフィーリング一致の助けになっている。20代の俳優が多い“若手戦国時代”となって久しい昨今だが「20代の俳優として括られ、競争も大変なのではないか?と周りから聞かれることも多いけれど、役者当人たちはそんなに意識してないはず。自分としては、同世代とはいつでも仕事ができるので、先輩方と多く仕事がしたいという思いがある。先人たちの仕事場にいかに自分が間に合うかということを考えている」