くらし情報『【インタビュー】太賀&中村蒼&矢本悠馬 20代俳優台頭の戦国時代も「役者当人たちは意識してない」』

2017年10月31日 12:40

【インタビュー】太賀&中村蒼&矢本悠馬 20代俳優台頭の戦国時代も「役者当人たちは意識してない」

という。

太賀『ポンチョに夜明けの風はらませて』/photo:You Ishii
唯一、太賀さんが苦労したのは、野ザルの如く高い又八のテンションだ。「又八を中心に物語が転がっていくので、周りを引っ張って巻き込んでいくパワーのようなものが必要だった」と、キャラクターの方向性を決める撮影初日に力んで演じたところ「思いのほかテンションが高くなってしまって、初日で声がガラガラに。その高さが又八という役柄の基準になってしまった…」と苦笑い。それでも「声がガラガラになるくらいテンションを上げてテイクを何度も重ねたことによって、又八という核が出来上がった」と手応えを感じている。


矢本悠馬『ポンチョに夜明けの風はらませて』/photo:You Ishii
廣原暁監督の演出も一風変わっている。「例えば車を壊すシーンや浜辺での花火シーンは、ここでこうやってという指示はなく、“じゃあ、やってみて”と僕ら3人のグルーヴ感にゆだねる感じ。リアクションもその場で出たものを優先していく演出だった」と中村さんがふり返ると、矢本さんも「撮影中に自分たちの素に戻っている部分が半分以上あった。花火のシーンでは俺と蒼くんのドSぶりが発揮されて、太賀を手持ち花火で追いかけることに夢中になった。役柄のパワーバランスとかまったく関係がなかった」と自白。“被害者”である太賀さんは「僕は花火を持たされることもなく、ただひたすら本気で嫌がって必死に逃げていました。

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