2018年5月31日 07:45
【インタビュー】中条あやみ、作品を得て人として女優として変化したこととは
女優、モデルとして活躍中の中条あやみ。『劇場版 零~ゼロ~』で、カリスマ的美しさを持つアヤを神秘的に演じスクリーンデビューを果たすと、その後も『ライチ☆光クラブ』のカノンや、『セトウツミ』での憧れのヒロイン、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』でのキャプテンなど、さまざまなヒロインを演じていた。
そんな彼女が「本当に苦悩しました」と撮影後語っていた『覆面系ノイズ』がDVD&ブルーレイとしてリリースされる。中条さんにとって非常に思い出深い本作で、いったいどんなことを得たのだろうか。
■苦悩した『覆面系ノイズ』の現場が女優としての成長に!
福山リョウコの人気コミックを実写映画化した『覆面系ノイズ』。中条さんは一度聴いたら忘れられなくなる声の持ち主の女子高生・仁乃を演じたが、本作でメガホンをとった三木康一郎監督は、中条さんに対して「こうしてほしい」という演出はほぼ一切出さなかったという。そこには「仁乃という役柄は少しおどおどしながら演じるのが正解だと思った」という監督なりの明確な意図があったのだが、当時中条さんは、「困惑した」と語っていた。
しかし、公開から半年たったいまでは「現場にいたときは、監督がなにを考えているのかわからずに悩んでいましたが、時間がたって冷静に考えると、見えてくることも多かった」