【インタビュー】榮倉奈々と安田顕が“夫婦”を語り合う!「言葉じゃない」「積み重ねに勝るものなし」
安田:僕は、一見、なさそうでない夫婦だなと思ってましたね。
あぁ、こういう夫婦、なかなかいなさそうで、いないなぁと(笑)。いや、でも不思議なもので、映画を観ていくうちに「あ、いるかもね」って思えてきました。
――じゅんは、決して鈍感でも無神経でもなく、優しく真面目にちえに向き合い、彼女がなぜ毎晩、死んだふりをするのか?その真意を理解しようとしますが、ご自身と近い部分は…?
安田:一切ないですね(即答)。僕はじゅんさんみたいな思いやりの深い人間ではないですから、日々、反省に次ぐ反省ですよ。
――もしも、仕事から帰ったら、奥様が死んだふりをしていたら…?
安田:離婚ですね(笑)。
榮倉:3年待たずにですか…(笑)?
安田:即別れますね。いやいや、ウソです!
――この映画に参加されて、作品を通して夫婦や結婚について何か思うことはありましたか?
榮倉:やっぱり、積み重ねに勝るものはないのかなと思いました。
夫婦って他人同士が一緒になって、時間を積み重ねていくものだと思うのですが、それは仕事仲間にも、友人関係にも言えることだと思います。時間を積み重ねて人と繋がるって素敵なことですよね。