【インタビュー】アン・ハサウェイ、憧れはケイト様のキャラクター!「でも、現実を直視しなきゃ」
そう言いかけると、「私のキャラクターを表現する言葉使い、ちゃんと気をつけてくださいね。(笑)慎重に言葉を選んで。ハハハ!だって、私は“ディーバ(自分が世界の中心のように振る舞うお姫さま気取りの女性)”を演じているんですよ!(笑)悪夢のディーバですよ!」
実際、監督のゲイリー・ロスもアンにそう言い続けていたらしい。「だから私は、何が人を(お姫さま気取りの)“ディーバ”にするのかしら、と考え始めたんです。私はダフネを、ただの漫画キャラクターみたいにはしたくなかったから。そうじゃなくて、本物の人間になってもらいたかったんです」とアン。「何人かの人たちを思い描いて、それぞれからインスピレーションを少しずつもらって、そこに自分のイマジネーションを織り込んでいったのです」と、役作りの過程を明かす。
「例えば、私のような人が部屋に入っていく。
セレブが持ち込むエネルギー、名声というものがその部屋にもたらすのは、どんな感じ?もし、私が最悪の人間だったら、どうなるかしら?人々はどう反応する?私はなんと言うかしら?そんな風にイマジネーションを膨らませていったから、特に気をつけることなんてありませんでした。