【インタビュー】アン・ハサウェイ、憧れはケイト様のキャラクター!「でも、現実を直視しなきゃ」
全て私の想像が基になっているのですから」。
では、ちょっぴりイタいハリウッド女優役も、まったく難しくはなかった?「私は、この役柄にのめり込んでいたから、本当に、すんなり入っていけたんです。私は何年も、ナイスガールを映画で演じてきました。ずっと“いい子ちゃん”を演じてきたんですよ。だから、とても感じの悪い不快な人間を演じることが楽しくてしょうがなかった。それは、私にとって難しいことではなかったのです」。
しかも、“ディーバ”ダフネはどこかコミカルで、なぜか観客が好感を持ってしまうキャラクターとなった。「それは、初耳!だって、私の夫はこの映画を初めて観たとき、私のほうに顔を向けて、こう言ったのよ。
『君は最高にムカつくな』って(笑)だから、私を好ましいと思ってくれるのは、とても嬉しいですね(笑)」
「本物のメットガラは、ファンタジーの世界に身を置く感じ」
アンといえば、ニューヨークの出身。ニューヨーク中、いや、世界中のファッショニスタや映画ファンが熱い視線を送る「メットガラ」には格別の思いもあることだろう。映画では、実際にMETを貸し切った大規模な撮影も行われている。
「あまりに超現実的で、あ然とした瞬間はありましたね。