【インタビュー】アン・ハサウェイ、憧れはケイト様のキャラクター!「でも、現実を直視しなきゃ」
自分としてメットガラを体験するのと、私と同じような職業のキャラクターとしてメットガラを体験する、この非現実的な感触。でも、先ほども言ったように、この役柄を演じられたことに1日中、感謝の念でいっぱいだったので、ただただそれを感じていました」と、アンはふり返って言う。
では、実際の「メットガラ」はどうなのかと尋ねると、「今年は、私が会いたいと思っていた多くのアーティストたちがそこにいて興奮した」という。『レディ・プレイヤー1』のリナ・ウェイス、全米でブレイク中のティファニー・ハディッシュ、「Black-ish」(原題)のトレイシー・エリス・ロスなどなど、「素晴らしいアーティストたち、私がそれはもう大いなる羨望を向けている人たちと、そこで会えたんです」。
「そんな人たちと一緒に、ファンタジーの世界の空間に身を置く感じですね。なんといっても、夜の時間帯に美術館に居ること自体、かなりクールなんですよ。そして生涯、もう2度と着ることはないであろう美しいドレスに身を纏っているんです。アートの全コレクションを他の誰もが鑑賞する前に見ることができるなんて。
その上、飲み放題のサービス(笑)」とジョークも交えつつも、「メットガラは毎年、その時々に世の中で起きていることが反映されているものだと思いますね」