くらし情報『二階堂ふみ、その妖艶さと存在感は唯一無二!全身から醸し出される色気に迫る』

2018年9月4日 07:45

二階堂ふみ、その妖艶さと存在感は唯一無二!全身から醸し出される色気に迫る

も、代表作の1つとなった。「90年代はドラッグやセックス、暴力だったのが、現代ではSNSになったりして、はけ口の幅が拡がったりとか方向性が変わっただけ」と吉沢さんが語るように、劇中で描かれる二階堂さん演じる若草ハルナと彼氏(上杉柊平)とのセックスは実に不毛。だが、二階堂さんは全裸もいとわず、体当たりで挑戦してみせた。

シネマカフェのインタビューでは、吉沢さんについて「天才っているんだな」「この人が女の子でなくてよかった」と独特の言い回しで絶賛する傍ら、吉沢さんからは「(演技が)ただうまいだけでなく、気がついたら、相手を役としてその場にいさせてくれるんです」と語られる二階堂さん。共演者を作品の世界観に否応なしに引きずりこんでしまう“引力”は、彼女の絶対的な才能といえるだろう。

「二階堂ふみのための役」の声も…「この世界の片隅に」

そうした二階堂さんが持つ圧倒的な“引力”は、「この世界の片隅に」のリン役でもいかんなく発揮されている。アニメでは触れられていなかった、すず(松本穂香)との幼少期からの因縁めいた関わりも、その後に背負った遊女としての運命も、周作(松坂桃李)との切ない過去も、その佇まいや目線、表情から細部まで体現し、観る者を吸引してやまない。

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