くらし情報『松坂桃李・30歳!『娼年』ほか“映倫”指定作を経て目指す“これから”』

2018年10月17日 07:45

松坂桃李・30歳!『娼年』ほか“映倫”指定作を経て目指す“これから”

、偶然出会った桃子(阿部純子)と結ばれるシーンは不器用さも感じさせた。

R15+『彼女がその名を知らない鳥たち』桃李史上最高のゲス男!?

“イヤミスの女王”沼田まほかるの小説を、上記『孤狼の血』の白石監督がメガホンをとり映画化。演じたのは、クレーマーの主人公・十和子(蒼井優)が、同棲相手(阿部サダヲ)がいながら情事に溺れていく妻子ある男で、イケメンで優しく、言葉巧みな時計売り場の営業マン。蒼井さんを相手に『娼年』にも匹敵するエロティックなラブシーンを繰り広げるが、そのクズっぷりや、豹変の仕方は松坂桃李史上最高の“ゲス男”といえそう。


『ユリゴコロ』R15+指定でもおかしくない衝撃作

同じく沼田まほかるの小説を吉高由里子主演で映画化した本作は、「12歳未満は保護者の助言・指導が必要」というPG12指定だったが、松坂さん演じる青年が読み進めていく“殺人者”の手記の内容や、その暴力的で残虐な描写からR15+指定でもおかしくはなかった作品。今から観るなら、ぜひとも注意して観てもらいたいところだ。『孤狼の血』や『不能犯』(PG12)、「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の終盤などでも見られた、松坂さんの“目がイッた”演技を堪能できる。

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