『ボヘミアン・ラプソディ』大ヒットの要因は?クイーンを演じる“ボラプ”ボーイズにも注目
晴れ舞台に立った我が子を見るように目を細めている姿が印象的だった。柳島さんが言うように様々なメディアで取り上げられたこともあり、大衆は在りし日のフレディがいる「クイーン」、ブライアンとロジャーで活動する現在の「クイーン」、そして映画の中の「クイーン」とそれぞれに魅了されているようだ。とりわけ、フレディになり切ったラミをはじめ、若き日のブライアンに瓜ふたつ、長身イケメンのグウィリム・リー、少々気の短いモテ男ロジャーを演じた最年少のベン・ハーディ、穏やかな性格でメンバーの喧嘩を収める達人ジョン・ディーコンを演じたジョー・マッゼロの「クイーン」キャスト陣は、SNS上で交わされるやりとりやイベント裏の仲良しぶりから“ボラプ”ボーイズとして人気を集めている。
かけ離れたルックスを演技力で見事にカバーしたラミは、『ナイト ミュージアム』シリーズのアクメンラーとして全作に出演し、「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」の天才ハッカー役でエミー賞にも輝いた実力派。『007』新作で悪役を演じる話も出ている。
また、英国のTVシリーズ「もう一人のバーナビー警部」「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」などに出演しているグウィリムは、188cmという長身もあり、ウィッグと衣装を身につけた彼を見たブライアン本人が「鏡を見ているよう」