くらし情報『樹木希林、最後の出演作にして世界デビュー作のドイツ映画が8月公開へ』

2019年3月19日 19:00

樹木希林、最後の出演作にして世界デビュー作のドイツ映画が8月公開へ

Photo by cinemacafe.net

昨年9月惜しまれつつ亡くなった樹木希林さんの世界デビュー作にして、女優として最後の出演作となったドイツ映画『Cherry Blossoms and Demons』(英題)の日本公開が、8月に決定した。

■ストーリー

ドイツ・ミュンヘンで1人暮らしをする男性カール。酒に溺れた彼は、仕事を失い、妻は幼い娘を連れ家を出てしまった。孤独に苦しみ、泥酔の末に「モノノケ」を見るようになるカール。そんなある日、彼の元を日本人女性のユウが訪れる。ユウは10年前に東京を訪れていたカールの父親ルディと親交があり、いまは亡きルディの墓と生前の家を見に来たのだと言う。しぶしぶ彼女に付き合うカールは、次第にユウに惹かれていく。2人は人生を見つめなおすため、ユウの祖母に会いに日本へと向かうが――。


■小津安二郎や是枝裕和、そして樹木希林さん自身も縁ある旅館でロケ

主演を務めるのは、ドイツ人俳優ゴロ・オイラーと日本人ダンサーの入月絢。この2人が、人生を取り戻すために共に旅をする物語で、樹木さんは2人が訪れる茅ヶ崎館の女将役を演じている。

本作は、2018年4月にドイツで撮影がスタートし、7月6日~16日に日本での撮影を敢行。

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