“モラリスト”辛酸なめ子、ペネロペ・クルスを見て魔性の女への変身願望が芽生える?
という。ちなみに辛酸さんは「モラリストで日本人に多いヴィッキー・タイプ」とのこと。ブルボンヌさんは「口周りがスカーレット・ヨハンソンに似てる(笑)」(辛酸さん)ということもありクリスティーナに共感するらしく「ああいう男(ハビエル・バルデム扮する芸術家・アントニオ)に誘われたら、周りに止められても付いていく!」と鼻息荒いが…。会場の観客に聞いてみるとやはり、ヴィッキー派が断トツで、クリスティーナはちらほら、マリアはほとんどなしという結果に。
辛酸さんは、ヴィッキー・タイプを自認しつつも魔性の女に対する憧れもあるようで「フランス人に憧れてフランス語を習ったりしたこともあったんですが…」と明かすが、Lilyさんは「ラテンの男たちは激情的な女性が好きな部分はあるけど、日本の男はそういう女性に対して引いてしまう。それで、女性もモラリストのヴィッキー化してしまうところがあるのでは?」と分析する。
辛酸さんからは、ハビエル扮するアントニオに対してこんなダメ出しも。「私としてはアントニオの芸術的な才能に疑問を持ちましたね。
アーティストってあんなにギラギラせず、もっと鬱屈したものを抱えているもの。この人はフェイクなのか…?と(笑)」。