2019年6月20日 17:15
望月歩、「3年A組」共演の菅田将暉の情熱に感銘「いつか先生役を」
という意見が場内で交わされる一幕もあった。
続いて、「謝り続けてギフトを受け取れない母親、父親の不在、一番ショッキングだったのは男性の身体が取引されていることといった社会批判をさらに批判するような描かれ方がされていると感じた。これは意図的なものか」との質問が。
文監督は「多様性や考え方をより広げるためにやっているので意図的に意地悪な思いがあるわけではないのですが」と前置きした上で、「僕が主人公を男の子にしたいと思ったのは、生きるか死ぬかの瀬戸際で行動する主人公としては、ぎりぎりの仕事をしなくてはならないという考えに至るだろうと」。
「そして望来くんはいちおう犯罪には手を染めないという一線は引いている。女性にした場合、身体を使ってお金を稼ぐ方法があるということは一般的に知られていて、表現としても安易にそこに行きがちになってしまうし、避けられないと思ったので。自分が女性監督であればその描き方もありだったのかもしれませんが、自分は男性で、そういうものがあるというのは知っているので、そっちで表現したほうがお話の中心的なメッセージに集中してもらえるかなと思いました」と打ち明けた。
さらに、タイトルについて「じんせい」