ペネロペ・クルス「ウディ・アレンとアルモドバルの間の伝言係を楽しんでるわ」
(Photo:cinemacafe.net)
偉大なる偏屈者ウディ・アレンが、“ミューズ”スカーレット・ヨハンソンを主演に映画を撮ったというなら「またか…」で終わりそうだが、そこで共演するのがペドロ・アルモドバルのミューズ、ペネロペ・クルスだと聞いたら捨て置くわけにはいくまい。おまけに物語の舞台は、ウディ・アレンにとって“完全アウェー”のバルセロナであり、実生活でぺネロペと恋仲にあるハビエル・バルデムも出演。『それでも恋するバルセロナ』では明るくも複雑なる三角、いやレベッカ・ホールを加えて四角関係が展開される。ペネロペに、スペイン人女優として初めてのオスカー(助演女優賞)をもたらした本作。彼女にこの作品に込めた思いを語ってもらった。
ウディ・アレンとの面接は…40秒!
ペネロペは、この作品に出演する以前からウディ・アレン作品のファンだったと明かしてくれた。
「新作が封切られたら、公開日の午後4時には観てるってくらいファンなの。スペインにいる私の友達もみんなそう。
一番のお気に入りは、『地球は女で回ってる』。それから『マンハッタン』も『アニー・ホール』も『ブロードウェイと銃弾』も好き。とにかく彼の映画は全部好き。