2019年7月25日 18:00
いつかは訪れたい!5つ星『カーライルホテル』ほか映画の中で絵になるホテルたち
と、交流するホテル客たちが繰り広げる人間ドラマ。音楽や映像美も圧巻。
『ハンナとその姉妹』『アニー・ホール』などウディ・アレン監督のお気に入り
そして本作に登場するの5つ星ホテル「ザ・カーライル」は、『アニー・ホール』(’78)や『ジゴロ・イン・ニューヨーク』(’14)、『セックス・アンド・ザ・シティ』(’08)など、多くの映画のロケ地に使用されたことでも有名。
映画『ハンナとその姉妹』(’87)では、ジャズが鳴り響く店内で男女2人が話し込む姿が印象的なシーンを当ホテルのカフェで撮影した。いまでもこのカフェには監督のウディ・アレン本人が定期的に訪れる。映画本編では、クラリネットを演奏するアレンを捉えた貴重な映像も収められている。
また、このホテルには、ウェス・アンダーソン監督が『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)のインスピレーションを得たと語る、名物バーがある。有名絵本作家が描いたメルヘンな世界が一面に広がる、趣ある「ベーメルマンス・バー」だ。
ホテル内は豪華絢爛なスイートルームはもちろん、ヨ-ロッパの雰囲気も感じられるアンティークや絵画の数々も見どころ。どこをとっても絵になる内装は、それだけでまるで映画のワンシーンのよう。