ジェイク・ギレンホール、縦横無尽なカメレオン俳優が今年は“祭り”状態
ではインディペンデント・スピリット・アワード主演男優賞にノミネートされるなど、次世代俳優として注目を集める。
名門コロンビア大学を中退し、俳優業を本格化させてからは『ムーンライト・マイル』(’02)、『デイ・アフター・トゥモロー』(’04)などを経て、あの『ブロークバック・マウンテン』(’05)でアカデミー賞をはじめ名だたる映画賞にノミネートされ、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞、共演したヒース・レジャーと共に世界的にも評価されることに。同作でヒースと妻役だったミシェル・ウィリアムズが交際し、後に女の子が生まれたが、ヒースの死後、ジェイクはその子の後見人となっている。
ディズニーの『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(’10)では実写『アラジン』並のアドベンチャーアクションで魅力をふりまき、鬼才ダンカン・ジョーンズのもと何度も同じ8分間を繰り返す『ミッション:8ミニッツ』(’11)、ヒュー・ジャックマンと共演した『プリズナーズ』(’13、珍しく狂人ではない)、“一人二役”を演じた『複製された男』(’13)、地球外の知的生命体との接触を果たしたSF『ライフ』(’17)などに多数出演。