舞台出身の『サラブレッド』監督「空想や雰囲気を描き出すのは映画の領分」
だから、主人公の二人は誰にも共感されないような環境に置かれていて、自分の価値判断のシステムを構築し始めたばかりの若者であるという設定にしたのです」と明かす。
「本作は娯楽作品であると同時にいつまでも脳にこびり付いて離れないような作品に出来たのではないかと思います」と自信を覗かせる監督。オリヴィア・クック、アニャ・テイラー=ジョイ、そして遺作の1つとなったアントン・イェルチンら作品の中に生きた俳優陣についても、「彼らは私の頭の中にある言葉を取り出して、驚く程に複雑で力強い形でそれを表現してくれました」と惜しみない賛辞を贈っている。
『サラブレッド』は9月27日(金)よりシネクイント、シネマカリテほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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