【インタビュー】安達祐実の強いマインド “悪口やエゴサ”見えない相手を乗り越えて
について、安達さんは「何回か観たことはあるんですけど、グロテスクな描写がそんなに得意ではなくて、“怖い、どうしよう!”と思っちゃう(笑)。でも、『ゾンビランド:ダブルタップ』は、ちょっと違いますよね。ドキドキ感もありながら、楽しく観られるので私の中では“ゾンビもこんな風に楽しめるんだ!”と、新たな発見でした。相当面白かったです!」と嬉々とした表情になり、身を乗り出した。
安達さんが担当した人物はと言うと、本作より登場したブロンドの明るい、ちょっぴりおバカキャラの生き残り・マディソン(ゾーイ・ドゥイッチ)だ。「最初、台本を家で読みながら練習しているときは、ストーリーに没頭するのではなく、“…できない、難しすぎる役!”と思いました。私自身にまったくない要素がたくさんあるので、テンションの持っていき方が難しかったですね」と安達さんは苦労を口にする。しかし、実のところアテレコはスムーズに進み、「さすが」という空気になったという裏話も。
「いえいえ!日本語で吹き替えるのは、普通のお芝居と全然違うので本当に難しかったです。ただ、声をあてていくと、ちょっとずつ一体化してきて親近感が湧いてくるんです。