シアーシャ&エマら4姉妹の個性を表現『若草物語』アカデミー賞受賞の衣装に迫る
はおてんば。彼女は男の子のような自由さを求めていて、ローリー(ティモシー・シャラメ)のようになりたくて洋服を交換し合うくらい。彼女はいつも強い色を着ていて、赤ではない時は、深いインディゴブルーや何か目立つ色を着ています」とデュラン。
「メグ(エマ・ワトソン)はロマンチックで、演劇とドレスを愛していて、中世時代のおとぎ話も好きだから、当時流行っていたゴシックのリバイバルスタイル」。
「ベス(エリザ・スカンレン)は常に家にいて、姉妹の中で一番子供っぽい。彼女は成長するチャンスや外の世界を見るチャンスがなかったから、柔らかくて優しいピンクをずっと着ています」。
「姉妹たちの中で、絶対的にエイミー(フローレンス・ピュー)が一番おしゃれ。そして若さと決断力が見える衣装」。
というように、それぞれの個性と衣装の関係を明かし「それぞれのルックスが何らかの声明であることが大事だと感じました。彼女たちはそれぞれ世界の見方があって、それはみんな違うけれども平等で大事な役割を持っているのです」と、4姉妹たちがそれぞれに“自分らしくいられる”ように衣装によって個性を表現したその想いと制作の裏側を語っている。