くらし情報『あなたも堕ちるチュ・ジフン…緩急自在の演技で示す自らの真価』

2020年5月7日 17:00

あなたも堕ちるチュ・ジフン…緩急自在の演技で示す自らの真価

そうやって、いい仕事ぶりを次々と見せてきたからこそ、最近の彼からは“もう誰にも四の五の言わせない”といわんばかりの自信と余裕さえ感じられる。

繊細でリアルな三角関係『キッチン~3人のレシピ~』(2009)

「映画という世界の中に自分が溶け込むような、そういう俳優になりたい」と、かつて『アンティーク』『キッチン』に合わせて行ったシネマカフェのインタビューで語っていたジフン。今作では、ホン・ジヨン監督・脚本のもと、「魔王」のシン・ミナをめぐって『JSA』キム・テウと三角関係になる、どこか小悪魔のようにつかみどころのない青年ドゥレを好演。思いがけない出会いから恋に落ち、正直かつ自然体で想いを表現してくるドゥレに、夢中になってしまいそう。


王子役がやっぱり似合う!?『私は王である!』(2012)

李氏朝鮮で最も優れた王として尊敬を集める世宗大王の若き日を、児童文学「王子と乞食」をモチーフに描いた。気弱で本好きな主人公・忠寧が、王になりたくないあまりに宮廷を逃げ出し、ふとしたことから貧しい青年・ドクチル(ジフン二役)が身代わりに。復帰作にしてはコメディ色が強いかもしれないが(!?)。立場が逆転した2人の青年を生き生きと演じ分ける、その潔い姿こそ必見。

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