志村けん代役に沢田研二「お気持ちを抱き締め」 山田洋次監督『キネマの神様』
山田監督作品への参加は、1982年の『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』以来38年ぶりとなる。
沢田さんからは「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」と決意のコメントが到着。志村さんが所属していたイザワオフィス代表取締役社長・井澤健氏は「志村けんも大変喜んでいると思います。作品の完成を心待ちにしております」とコメントを寄せた。
房俊介プロデューサーは、「兼ねてから志村さんと縁が深い沢田研二さんは、誰よりも志村さんの想いを抱きしめ、取り組んでいただけると思います。かつて『男はつらいよ』でご一緒した山田監督は『志村さんとは違うゴウちゃん。沢田研二さんならば、別なゴウちゃんの魅力を引き出してくれると確信しています』と仰っております」と監督の言葉を伝えている。
なお、引き続き撮影再開については調整中で、公開に関しては当初予定の2020年12月を見送り、2021年で調整をしている。
また、山田組では、志村さんへの思いを胸に前を向いていく思いを込めたメッセージビジュアルを作成。本日5月16日の読売新聞朝刊全国版にも掲載される。
『キネマの神様』は2021年公開予定。
(text:cinemacafe.net)