深田晃司監督が初めてコミック原作の映像化に挑んだドラマ「本気のしるし」が、第73回カンヌ国際映画祭の「Official Selection 2020」(オフィシャルセレクション 2020)作品に選ばれたことが分かった。
その女、出会ったことが事故だった。退屈な日常を過ごしていた会社員の辻一路はある夜、踏み切りで立ち往生していた葉山浮世の命を救う。そこから、不思議な雰囲気の女性・浮世と辻の泥沼の関係が始まった。辻は分別のない行動をとる浮世を放っておけず、浮世を追ってさらなる深みに嵌っていき、破滅への道を歩みだす…。
メ~テレほかローカル放送のドラマにも関わらず、多くの反響を呼んだ本作は、『レディ・プレイヤー1』でハリウッド・デビューを飾り、『蜜蜂と遠雷』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した森崎ウィンが主演、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」『去年の冬、きみと別れ』の土村芳がヒロインを演じ、星里もちるの漫画をドラマ化。ほかにも、宇野祥平や石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉らくせ者揃いのキャスティングとなっている。
本年のカンヌ国際映画祭は、実イベントの開催中止を決定。