ポルトガル&欧州の大空&ブラジル…映画で“海外旅行”気分を味わう!夏の注目3選プラスα
差出人はかつて住んでいたウルグアイ時代の友人の妻だったが、老境を迎えほとんど目が見えなくなっていたエルネストは、偶然知り合った女性ビアに手紙を読んでもらい、返事を代筆してくれるように頼む。こうしてビアがエルネストの部屋に出入りするようになるが、それは、エルネストの人生を変える始まりだった――。
ポルトアレグレはブラジルを代表する港町で、“陽気な港”という意味を持つ。そこに慎ましく暮らす人々の営みや街の日常の風景を丁寧に描き出し、観光地を訪ねる“パッケージツアー”とは一味違った街歩きの旅気分を味わえるはず。
映画史に残るキューバ映画の傑作『苺とチョコレート』の原作小説で知られる作家セネル・パスが脚本に協力し、ブラジル音楽のレジェンド、カエターノ・ヴェローゾの名曲「ドレス一枚と愛ひとつ」が物語を彩っていることにも注目。
シネスイッチ銀座にて公開中、7月31日(金)よりシネ・リーブル梅田ほか全国にて順次公開。
『グランド・ジャーニー』ノルウェー~フランス、大空を飛ぶ冒険
ヨーロッパの大空が舞台となる本作は、ノルウェーからフランスへと国境を越えて大空を野鳥たちと翔け、“人間がともに空を飛び、渡り鳥に“渡り”を教える”という実話に基づき描かれた父子の冒険を、ほかに類をみない映像美で映し出す感動巨編。