菅田将暉「ヤン・イクチュンによって歩む道が変わりそう」『詩人の恋』を著名人が絶賛
詩人である繊細な主人公をヤン・イクチュンがとても丁寧に演じていたこともあり、
途中からドキュメンタリーを観ているような感覚になった。
済州島の景色、俳優の芝居、ストーリー、僕には全てがとても心地よかった。
松永大司 (映画監督)
恋の話だと思っていたら、愛と人生についての物語だった。
ヤン・イクチュンの「繊細」は人生で起こりうる選択の瞬間を強烈に突きつける。
欲と愛の間で彷徨う実直な人々を演じた共演者たちも見事!
ヤン ヨンヒ (映画監督)
灰色片思いを初体験したおっさんのつらさ、葛藤。
痛々しいのに、イクチュンのかわいさがそれをやさしく包み込んで、
社会に根付く闇まで照らすの。イクチュンかわいい(大事なことなので 2 度言う)。
よしひろまさみち (映画ライター)
ここではない、どこかに。
そう願ってしまう瞬間は、生きていれば誰にでもある。
葛藤の末、どこにもいけない歯痒さも。
もしも心に「詩」を持てたなら、苦渋の選択はいつしか美しい懐古に、
想いは浄化されるのかもしれない。
呉美保 (映画監督)
甘くてふわふわなものだけを食べて暮らしていくわけにはいかない。
それでも、胸の奥をじんわりと熱くする甘美な悲しみを糧にして、
彼はこれからも生きていくのだろう。