くらし情報『【インタビュー】シャイで純粋、そして自由…ヤン・イクチュンの魅力はアンバランス『詩人の恋』キム・ヤンヒ監督が語る』

2020年11月13日 12:30

【インタビュー】シャイで純粋、そして自由…ヤン・イクチュンの魅力はアンバランス『詩人の恋』キム・ヤンヒ監督が語る

Photo by cinemacafe.net

『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』など、韓国の女性監督作品が相次いで公開された今年。満を持してまもなく公開されるのが、キム・ヤンヒ監督の『詩人の恋』だ。

監督が2007年の短編デビューから10年の時を経て手掛けた初長編は、2017年・第30回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門で上映されていたが、今回、待望の劇場公開が実現。そこで、主人公のさえない詩人を演じたヤン・イクチュンについて、また、彼が恋することになる青年を演じたチョン・ガラムや物語の舞台となる済州島について語ってもらった。

『息もできない』以前のヤン・イクチュンを知る監督

『息もできない』(08)の粗暴な借金取りや『かぞくのくに』(12)の不穏な北朝鮮監視員、『あゝ、荒野』(17)の吃音症のボクサー役などで知られるヤン・イクチュンが、本作ではドーナツを愛するぽっこりお腹の売れない詩人に。しかも、自作の詩を情緒たっぷりに朗読するシーンもある。

「詩は本編にたくさん登場しますが、詩を読むナレーション箇所はいっきにまとめて録音しました。感情を入れて詩を読むことは大変難しいことですよね」と監督。
ヤン・イクチュンとともに試行錯誤していったそうだが、「だんだん読んでいくうちに、イクチュンさんのなかでも感情が出来上がってきて、彼自身の感情に浸りながら読むようになりました。

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