【ネタバレあり】韓国スリラー『ザ・コール』戦慄のラストシーン…運命が変わった瞬間に注目
「今日が誕生日みたい」と、幽閉状態だった家から外へ飛び出し、90年代のロックサウンドを背景に憧れのチキン屋や最先端ファッションを堪能する。ショッキングなレッドカラーのウィッグで大変身したヨンソクの姿に驚いたのは、20年前のイチゴ農家・ソンホだ。その彼もまた、ヨンシクによって殺害されてしまう。
一方の2019年では、イチゴを持って家を訪ねてきたソンホが突然姿を消してしまっていた…。嫌な予感がしたソヨンは慌てて駆け出すが、ソンホのイチゴハウスには人影もなくボロボロの状態。地元の派出所を訪ねてみると、随分前に亡くなっているという。当時の手帳を調べたペク警官(イ・ドンフィ)によれば、ソンホと養母殺害の被疑者としてヨンソクの名前が書かれていた。
1999年のヨンソクが2人を殺害したことで、さらに未来が変わった。
ソヨンが当時の新聞を見返してみると、“養母、養女殺害”の記事に代わって“ヨンソク逮捕”の写真が映し出されている。
●運命が変わった日「12月31日」
「あなたなの?」とソヨンはヨンソクを問い詰めるが、逮捕・収監されることを知ったヨンソクは、「なぜバレたのか」とそればかりを気にする。果てには父の命を助けた代償に、なぜ警察に捕まることになるのかソヨンに調べろと要求してくる。