『ミセス・ノイズィ』篠原ゆき子「本当に怖かった」!? “隣人”大高洋子は「魂で演じられる方」
視点を変えることによって事件の様相が一変する構成と、SNSという現代性を反映させたタイムリーなストーリー展開もその原動力だろう。
天野監督は「立場や視点が違えば、一つの物事もガラリと違って見える。それによってすれ違いやディスコミュニケーションが生まれ、喧嘩や戦争が起きる。この構造は世のあらゆることにも共通していること。観客の皆さんに感じ取ってもらいたい」とテーマを語る。ノベライズ版も映画公開と同時に発売されており「基本的なストーリーは同じですが、キャラクターの背景や感情をより深掘りすることができました」と語っている。
最後に大高さんは「この作品を観て、明日も元気に頑張ろう!と思っていただけたら嬉しい」とアピール、布団の叩き方について「思い切り腰から振りかぶって、肩を壊すぐらい叩いて」とレクチャー。主演の篠原さんは「観てくれた方からは、ビックリした!価値観が変わった!という感想をいただきます。
前情報なしで飛び込むように観てもらえたら、きっと驚いていただけるはず」と語っている。
『ミセス・ノイズィ』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。
(text:cinemacafe.net)