年末年始のお供に!気軽に楽しめる新作配信作品10選
聴覚が失われていく様子を表現したサウンドデザインも素晴らしく、体感するためにヘッドホンをつけて観るのもオススメです。
4.【ドラマ】「バビロン・ベルリン」(Hulu)
ドイツ史上最大級の製作費をかけて作られたドラマが遂に日本上陸!ナチスが台頭する前ワイマール共和国時代の1929年ベルリン。ケルンから異動し地下組織捜査をするゲレオン刑事と貧困家庭出身で警察署の事務として働くシャルロッテを軸に展開するサスペンスドラマです。「黄金の20年代」と呼ばれた当時のベルリンの華やかさと魅力的な俳優陣にぐいぐい見入ってしまいます。その上で、まだ病名さえなかった退役軍人のPTSD、貧困にあえぐ市民、ソ連スターリン体制への抵抗運動、女性の性的搾取など社会問題も切実に描かれるバランスが素晴らしいです。
5.【ドラマ】「神話クエスト:レイヴンズ・バンケット」(Apple TV+)
パッと見ファンタジードラマかな?と思ってしまいますがよくよく見ると、ゲーム制作会社を舞台にしたオフィスコメディで、ドラマのタイトルは劇中で登場するゲームの名前。男性が大半を占めるゲーム業界で問題にもなっているハラスメントや残業代未払いのことから、女性に対するマウンティングなどのネタまでコミカルにバンバン入れ込んでくる、オフィスコメディ2020といった雰囲気です。