くらし情報『【インタビュー】『哀愁しんでれら』渡部亮平監督、土屋太鳳×田中圭キャスティングの妙語る』

2021年2月10日 17:00

【インタビュー】『哀愁しんでれら』渡部亮平監督、土屋太鳳×田中圭キャスティングの妙語る

脚本に関しても、これだけお芝居の上手い人が「面白いです」と言ってくれているので、「ちゃんとやってくれるんだろうな!」という期待がありました。

――大悟を演じた田中さんの演技、まだ見ぬ一面を見られたという印象を受けました。

そうですね。田中さんは、脚本を変えるようなお芝居をしなくていいと思われていたようで、忠実に形にしてくれていった気がします。映画の前半と後半で、大悟の目指す像は変えているんですよ。前半では「こんなパパがいるなんて羨ましい~!こんな人と結婚したい!」と思える感じで、後半にいくにつれて、同じ人なのに「怖いかも…」と見えるように、意識していました。1本の映画の中で、憧れの父親像と、「こんな父は嫌だ」という両面、ふり幅のあるパパ像をやってもらえました。「暴力親父だから嫌」というわけでなく、愛情が強すぎて嫌なパパ、なんですよね。
あまりにも理想すぎるがゆえ限度がある、というのは、あるんじゃないですかね。

――豹変というか、表と裏の顔という見え方のように思います。

映画としては、ものすごく「え、何でこうなったの!?」と見えてはいるんですけど、僕からしてみたら、そんなに豹変していないと思っているんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.